紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2500+税。
一音一音が必然的に鳴らされるかのような緻密かつ理知的なサウンドは、イタリアのHATFIELD AND THE NORTHといった印象。兄弟バンドNEW TROLLSの情熱的なサウンドとは対照的に繊細で芸術的な音作りが印象深い名作です。
イタリアを代表するジャズ・ロック・バンド、PICCHIO DAL POZZOが76年に発表した1stアルバム。一音一音が必然的にならされているかのような緻密なアンサンブルにより鳴らされる理知的なサウンドは、イタリアのHATFIELD AND THE NORTHといった印象。イタリアらしい情熱的な部分はほとんど無く、ひたすらクールに音が紡がれています。カンタベリー好きは必聴。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Merta |
2. Cocomelastico |
3. Seppia:a.Sottotitolo~b.Frescofresco~c.Rusf |
4. Bofonchia |
5. Napier |
6. La Floricultura Di Tschincinnata |
7. La Bolla |
8. Off |
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イタリアン・ロックの奥深さを知ることが出来るアルバム(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
イタリアの新興レーベル・グロッグは5枚のアルバムをリリースして消滅してしまったのだけれど、キングレコードのユーロ・ロック・シリーズではそのうちの3枚が国内盤として発売されている。
その3枚というのが、CELESTE、CORTE DEI MIRACORI、そして本作PICCHIO DAL POZZOの1st。
こうして並べてみるとかなりマニアックな感じがする(情報も少なく、再発ブーム前夜の当時は尚更のこと)が、その中でもVittrio De Scalzi(NEW TROLLS)の弟Aldo De Scalziが参加しているバンドという話題性が、この作品にはあった。
当然、NEW TROLLSのようなシンフォニック・ロックを期待するが、初めて聴いた時には何と表現して良いのかわからないくらい飛び抜けていた。
ジャズ・ロックと呼ぶにはSEやコラージュを多用した作りは斬新過ぎたし、管楽器を使用していながらもアバンギャルドな作風はクラシカル・ロックと定義づけるのも難しい。
Vittrio De Scalziや同レーベルのCELESTEのメンバーなど多くのゲストを迎えており、ユーモラスで緻密な独自の世界観を築き上げている。
イタリアン・ロックの入門編としては相応しくないが、少し聴きこなした後に手に取ったならば、イタリアン・ロックの奥深さを知ることが出来るのではないだろうか。
イタリアなのにカンタベリー??(0 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
もし、カンタベリー系ジャズロックをイタリアンロックのグループがやったら?なんて考えたこともなかったが、こんなところにベストアンサーがあった。
前衛的なのに聞きやすい、アヴァンギャルドなのにメロディアスという相反する要素が実に見事に融合している(ただ詰め込んだだけではない!)。現代音楽風の変拍子や奇妙なSEが聞こえてきたかと思ったら突然あのイタリア系の泣きのメロディーが!た、たまらん!