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サムシング・エルス

キンクス

VICP60225 【98年発売CD】

デジタル・リマスター、ボーナス・トラック8曲、未発表ステレオ・テイク曲1曲、英文ライナー訳付き・日本盤ライナー付き仕様、定価1995。

評価:40 1件のレビュー

キンクス版『リボルバー』と言ったらコレ!愛すべき「Waterloo Sunset」をはじめ、レイ・デイヴィスにしか書けない哀愁いっぱいのリリカルな佳曲ぞろいだし、これにグッと来ない英国ロックファンはいないと断言!

超名曲「ウォータールー・サンセット」を収録した傑作、67年作5th

67年発表の第5作目である今作は、前作『FACE TO FACE』とは兄弟的関係にある作品。前作が、英国社会の表裏をさりげなく描いたものとすれば、今作はRAY DAVIES達の出身である労働者階級の人々に捧げられたもの。とは言ってスポークスマンのような政治性はあまりなく。しかしながらここに厳然と横たわっているのは、労働者階級の人々の生活が織り成す圧倒的な諦観のようなもの。ドラッグや反戦を歌う代わりに彼が歌ったのは、当時の流行とは何か「別のもの」だったのではないかと言われています。午後の紅茶、ベーコン・エッグ、茶色く汚れたテムズ川、ウォータールー駅、求人広告、煙草…。これら生活感に溢れた言葉を紡ぎ出したRAYは、サイケデリック・カルチャーとは全く「別のもの」、労働者階級の人々の悲哀と喜びに満ちた、素朴な短編小説の数々を歌い上げました。「全ての人間が平等なはずなのに、一部の人間だけがそれを享受するこの偉大なる下級社会の中へ、優しくそしてしっかりと戻してあげよう」とするRAY DAVIES。そして「大国の片隅にあるのはいつの時代もイギリスしかいない!」と皮肉るKINKS。時代を超えて人々の心に刻まれた、大英帝国労働者階級のロック大名盤です。

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評価:4 たまには真面目にキンクス評(4 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

「ウォータールー・サンセット」を筆頭に、ロンドンの市井の人々や風俗に題材をとったこのアルバム。短く、印象的なメロディと少し変わったアレンジやコードを持つ曲が次々と展開します。これらが、聴いたことはないんだけど、どこか昔の記憶を呼び起こすような感傷を呼び起こします。ビートルズとストーンズ、フーを聴いて、ブリティッシュ・ビートをわかった気持ちになったユーザーを、斜め下から突き上げるレコードです。

ビートルズに始まった英国ビートの米国席捲現象。作詞・作曲・歌手・伴奏の分業体制をぶち壊した音楽復権運動が米国ユーザーに支持されたわけですが、米国のミュージシャンは、別のところでシーンと格闘していました。人種問題やベトナム戦争、世代間の断絶や階級格差に、正面からぶつかっていたからです。ボブ・ディランやスライ、ドアーズ、ベルベットの曲の「深さ」と比べれば、ビートルズだってお子様向けです。今だからそう言ってしまいます。

ビートルズ的なものにもくみせず、米国の音楽社会運動も横目に見ながら、レイ・デイビーズは、足元の市井をシニカルに見つめて「ウォータールー・サンセット」「アフターヌーン・ティー」を書いています。実に詩的です。自分の周りのことを曲にして、時代を軽く超えてしまっています。

ナイスレビューですね!