デヴィッド・ボウイがプロデュースした前作『ALL THE YOUNG DUDES すべての若き野郎ども』により、一躍人気を獲得したモット・ザ・フープル。グラムバンドとして成功しても、「自分たちはロックンロールバンドだ!」と自負していていた彼らは、73年6thの本作をセルフプロデュース。ワイルドで妖しいイアン・ハンターのヴォーカルがグラムロックの華やかさを漂わせつつ、サウンドはギターを前面に出したストレートなロックンロールになっています。オープニング「All The Way From Memphis」から、キャッチーなロックンロールナンバーで、軽快なピアノのイントロから始まり、いったんトーンダウンすると、イアン・ハンターのヴォーカルとハードなギターが絡みながらじわじわ聴かせていき、テンポアップしたギターを合図にサビへ突入。コーラスも加わりキャッチーなメロディ−で一気に盛り上がり、間奏ではグルーヴィーなサックスが滑り込んで一段と盛り上げます。エネルギッシュなロックンロールバンドとしての魅力が十二分に発揮された傑作。
HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
490円(税込539円)
ちょうど40年前の1973年7月にリリースされたモット・ザ・フープルの6th『MOTT 革命』をピックアップ
ちょうど40年前の1973年7月にリリースされたモット・ザ・フープルの6th『MOTT 革命』をピックアップいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、若干スレあり、ジャケットの裏面に丸い痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干圧痕あり、若干折れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 黄ばみあり、側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡(小さい破れ)あり、経年変化あり
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頼むから演歌はやめてくれ(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このレコードを聴いていると、わたしがデイビッド・ボウイとブライアン・フェリーを苦手にしていた時期のことを思い出します。ディープ・パープルやELPと言ったボーカリストがしっかりしている音に慣れていて、どうも調子はずれのグラム系統の歌い方を生理的に受け付けませんでした。(その後ボウイもフェリーも全部のレコードを所持することになります。)いまだにイアン・ハンターの歌い方は、どうもダメだな、という感想です。
「オール・ザ・ヤング・デューズ」は、モットの起死回生であると同時に、イアン・ハンターが自分の存在意義をはっきり悟った作でした。実際にボウイ、フェリーに次ぐアイコンをシーンが求めていた事情があったと思います。青春やさぐれ路線という音程外れ、リズム無視の歌い方を彼はどんどん好むようになっていきました。モットは、ルーズに見せかけて鉄壁なブギ・リズムを持っていたので、ハンターの歌い方とバンドが合っていたのかどうか。
「バラード・オブ・モット・ザ・フープル」という曲がありまして、ロックンロールは死なないと歌われています。これ、バンドが解散決意したとき作った曲じゃないんですかね。わたしなんか、そんなマジになるなよ、と思ってしまいます。河島英五好きな人にアピールしそうです。2021.09.26