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ヴォヤージ・オブ・ジ・アカライト

スティーヴ・ハケット

VJCP68773() 【2006年発売CD】

紙ジャケット仕様、05年デジタル・リマスタリング、ボーナス・トラック2曲、定価2476+税。

評価:50 1件のレビュー

あの大作『幻惑のブロードウェイ』と同時期にこんなリリカルすぎる名作ソロを出していたとは。フレーズとメロディが溢れんばかりだったんでしょうね。

ジェネシス在籍中にリリースされた75年1stソロ、初期ジェネシスの幻想的なパートだけを抽出したような珠玉のシンフォニック・ロック名作

英国プログレッシブ・ロックを代表するバンドGENESISの全盛期を支えたギタリストによる、GENESIS在籍中の75年ソロ・デビュー作。本家のGENESISはちょうど代表作である「幻惑のブロードウェイ」を発表した時期であり、Phil CollinsやMike Rutherfordのサポートを受け、Peter Gabrielに採用させることのなかったSteve Hackettの求めたGENESISの音が詰め込まれた傑作といえます。またGENESISを想起させるばかりではなく、最初期のKING CRIMSONにも通じるような荘厳なメロトロンの使用、Sally Oldfieldのソプラノ・ボーカルなどが豊かなバリエーションを描き、彼独自のシンフォニックな音像を形成しています。

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レビュー一覧

評価:5 キャリア重要作であり、大傑作(0 拍手)

purebluesさん レビューをすべて見る

ジェネシス在籍中にリリースしたハケット初のソロアルバム。1975年作。
アルバム全体に「タロットカードの意味するものを音楽的に表現する」というコンセプトがあり、曲タイトルでもそれは見て取れる。

時期としては「眩惑のブロードウェイ」リリース後、ガブリエルが脱退、一時的にバンド活動がストップしていたころであり、ハケットとしては同時期に自分が書いた曲をリリースすることで「今後を占う」という意味があったのであろう。

内容は、まさにどこを切ってもプログレッシブ・ロック!
一聴して「月影の騎士」あたりの音楽性に通じる叙情的な世界が広がっており、現在にまで通底している「ハケット節」が堪能できる。
いきなり始まりスピード感満点で次々に展開していく1曲目「Ace of Wands」、アルペジオとフルートの響きも美しく、まるで「Firth Of Fifth」のラストのようなたまらないフレーズも聞ける2曲目「Hands of the Priestess」、中期クリムゾンのようなダークさが印象的な3曲目「A Tower Struck Down」などインスト曲群の充実もさることながら、フィル・コリンズが参加し、現代シンフォニックロックにも負けない雄大な6曲目「Star of Sirius」、サリー・オールドフィールドのクリスタル・ボイスを最大限に活かした大曲の8曲目「Shadow of the Hierophant」など、後半のボーカル曲にもしっかりクライマックスが準備されている。

ジェネシスが「プログレッシブ・ロックバンド」であった源泉はこの人であったことが改めて確認できる。

ハケットのキャリアにおける重要作であるだけでなく、内容的にも優れた大傑作。

ナイスレビューですね!