帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 解説に黄ばみあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に色褪せあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、帯に圧痕あり、ケースにスレあり
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ウリっぽいところがウリ(4 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
SCORPIONS好きな人は絶対好き(そして絶対買っている)なフックが効いててメロディアスなハードロックである。1986年、破格の契約金でEMIと契約したものの1枚で(一度は)消えたZENO。SCORPIONSのUli John Rothの弟であるZeno Rothによる本作は、当時かのHM専門誌B!で99点をマークした記録がある。
ちょっとオリエンタルなメロディが印象的なM1、M8、M10(短いインスト)、シングルカットされたM2(PVがなかなかスペクタクル)、アガペーな愛を壮大に歌ったバラードM3あたりは印象的な代表曲だと思う。
聖歌隊的なコーラスで聴かせるスタイルは、同時期だとMagnumがアルバムVigilante(1986)、北欧メタルのTNTがTell No Tales(1987)やIntuition(1988)でも使われたほど影響力があったと思われる。
リーダーのZenoのギターはさすが弟だけあって、兄の影響がうかがえるほど…いや兄よりも「泣き」が強い音を奏でてると思う。兄よりもクリーンで丁寧かもしれない。タイトルで「ウリっぽいところがウリ」って書いているが、まんざら嘘ではない。
本作後しばらく沈黙したが、2ndのZenologyは本作から漏れた楽曲も収録。VoのM.Flexigは健在だし、Zenoのバンドから派生したFair Warningに楽曲提供している。
Zenoは日本にも住んでいたのだが、2018年にこの世を去っている。
とにかく神秘的でクリアなメロディアス・ハードロック。結構作りこんでいる印象はあるものの、もともとの素材がよいからできることでもある。おすすめです。