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アルマゲドン

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UICY9538() 【2005年発売CD】

紙ジャケット仕様、05年24bitリマスター、内袋付仕様、定価2039+税。

評価:50 1件のレビュー

元ヤード・バーズのキース・レルフが結成したこのハード・ロック・グループをご存知?冒頭「Buzzard」のイントロの疾走感と切れ味は英ハード屈指と言っても過言ではなし。

YARDBIRDS〜RENAISSANCEのキース・レルフ、元CAPTAIN BEYONDのボビー・コールドウェルらによるグループ、スピード感溢れる英ハードの名作、75年作

Keith Relf、元STEAMHAMMERのギタリストMartin Pugh、元CAPTAIN BEYONDのBobby Caldwellが中心となって結成されたグループ。75年の唯一作。疾走感溢れるエネルギッシュなハード・ロックが魅力で、エッジの立った鋭角なリフを切り刻むギターと前のめりに暴走するドラムが印象的。英ハードの名作。

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評価:5 Keith Relfのswan song (最終作品)(2 拍手)

ひろきさんさん レビューをすべて見る

Keith Relfという人がmusicianとして辿った道のりは決して平坦なものではありませんでした。その音楽性も一貫したものではないのですが、短期間でBritish rock sceneに燦然と輝く作品を多く残しました。それぞれの時代を取り巻く変化を意識して完成された作品群は今こそ再評価されるべきであると考えており、このアルバムもそのうちの一つにあたります。
当時、リアルタイムで音楽に触れていたので、YardbirdsからRenaissanceへの方向転換を知った時は本当に驚きました。この後、彼に関する情報は日本には全く伝わってきませんでした。後になってHunter MuskettやMedicine Headに関わっていたことがわかった次第です。この次がArmageddonですから普通にはどう考えても「本当ですか!?」ということになってしまいます。
1975という年はある意味、実に微妙な時代で、British hard rockがマンネリズムを意識され始められ、聞き手を圧倒するような斬新性が薄れ出した頃だと記憶しています。Armageddonは「British hard rock 倦怠期」に陥る直前 に現れたスーパーグループであるとも言えます。
このアルバムの完成度は極めて高く、メンバー全員、知名度が抜群でルックスもよく、しかもメジャーレーベルがバックアップしていることから誰もが商業的成功を疑いませんでした。しかし、結果は期待通りになりませんでした。個人的な推測ですが彼らのデビューが数年早ければ異なった状況が生まれていたに違いないと確信しています。 また聞く側の感性も変化していたのかもしれません。
客観的に判断しても、このアルバムは家宝にしてよいくらいのダイナミズム溢れており、私的にはCapatain Beyondのfirst albumとともに時代を超えた名盤という評価を下しています。Martin Pughさんのギターはaggressiveに冴えまくり、B. Coldwellさんの神業に近いドラミングは音空間を紡ぎ、Steamhammer時代の仲間であるL. Cennamoさんのrumbling bassは、はらわたに深く響き、最後にKeith Relfさんの(良い意味での)線の細いボーカルと魂を揺さぶるharpが加わって一体化した時、別次元に連れていかれそうな感覚に陥ってしまいます。一部の曲でSteamhammerの最終album、"Speech"入っていた"Battlements"によく似たリフを持った曲も含まれていますが、British hard rockの形式美を踏襲した名作には間違いありません。 Take a listen right now!

ナイスレビューですね!