SOUTHSIDE4281(SOUTH SIDE) 【2008年発売CD】
デジパック仕様。
イエスのベーシスト、クリス・スクワイアがハード・ロック・バンドを結成してVertigoからリリース!って感じのグループを、な、なんとニュージーランドで発見っ!
ニュージーランドのグループ、76年の唯一作。ブルース色の無いメロウかつハード・エッジなギター、くすんだトーンのオルガン、クリス・スクワイアを彷彿とさせるゴリゴリのランニング・ベースを中心とする英プログレ直系のアンサンブルを聴かせています。Vertigoあたりのグループに通ずる陰影に富んだ哀愁溢れるメロディ&ハーモニーも印象的。せわしなくリズム・チェンジしながら畳みかけるドライヴ感溢れる楽曲、オルガンをフィーチャーしたミドル・テンポの荘厳な楽曲、スリリングなリフ主体のストレートなハード・ロックを聴かせる楽曲、ジャジーなタッチの洗練されたアンサンブルを聴かせるメロディアスな楽曲、哀愁のメロディに溢れた黄昏色の楽曲など、どの曲も叙情性溢れるメロディとアンサンブルが堪能できる佳曲揃い。派手さはないものの、じっくりと聴き応えのある味わい深い好盤です。
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
オーストラリア&ニュージーランドのちょっぴりマイナーなロック&プログレ特集♪
「オーストラリア?AC/DCくらいしかなくない?」という人に、マイナーだけど英米ロックに肩を並べる名作の数々をご紹介します♪
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イエス『危機』が好きな人におすすめ!世界のファンタスティック・プログレ特集
イエス『危機』を出発点に、テンションいっぱいのアンサンブルとファンタスティックなメロディ&コーラスが素晴らしいプログレを世界中からピックアップ!
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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ガイド本をあてにするな!カケハシ・レヴューのほうが的をついてます!(4 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
オセアニアときたら「哀愁の南十字星」となる私。
ガイド本にちらっとそんなことも書いてあったし、幻想的なボッシュ風ジャケにも魅かれてオーダーしたわけでして。
私のリスニング・タイムの大半はカー・ステの10連プレイヤーであります。
聴き落していたCDを10枚突っ込んで一週間かけて聴くわけですが、ある日かかったCDが異常に気に入りました。
「コレ、なんだ?」と思って運転席にあるはずのインナー・カード・ケースを探しても、その日に限って自宅に忘れてきて何だか判らなくて、焦りまくりました。
「家まで待てない!」と思い、コンビニの駐車場に停めて、トランクを開けていそいそと確認したら本作だったわけです(やってることが、ホントにおまぬけ!と奥さんに怒られました)。
その時の私の驚き、判っていただけるリスナーさんいます?だって大英帝国モノと思って聴いていたんですから。
つまり傑作です!カケハシ・レヴューをあてにしないで(スミマセン)、ガイド本の内容を期待して買ったわけですが、聴くの忘れてて正解でした(笑)。