イタリアのキーボード・トリオ。06年作の3rdアルバム。キーボード中心のシンフォ・プログレだった03年作に比べ、英詩のヴォーカルをフィーチャーし、歌に比重を置いた印象。リリカルなメロディとファンタスティックなキーボードは、「Trick Of The Tail」期のGENESISを想わせます。ダーク&アグレッシヴに畳みかけるプログレッシヴなパートや、繊細なピアノが美しい静謐なパートを巧みに織り交ぜ、ダイナミックに展開するサウンドはかなり完成度高いです。フックのあるメロディ、70年代フィーリング溢れるアンサンブルともにたいへん魅力的。シンフォニック・ロックのファンは聴いて損はない名作です。
狂おしく鳴り響くメロトロンやムーグ!それにしても凄まじい音圧・・・。EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾに影響を受けた伊キーボード・トリオ2013年作!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。