WPCR12521(ワーナー・ミュージック・ジャパン) 【2007年発売CD】
紙ジャケット仕様、07年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価2095+税。
当時のフレンチ・ロックの中では異色とも言えるこのひたすらエネルギッシュに駆け上っていくような劇的なサウンドは、中心メンバーのベトナム人としての血がなせる業だったんでしょうね。ハードロックの流れを汲んだプログレ作品としては最高峰の完成度!
ベトナム系フランス人を中心に結成され、ASIA MINORと並び、混血グループの強みを生かした無国籍な魅力を持ちながらも、フランス産らしいシンフォニック・ロックと独特の哀愁、そしてテクニカルなバンド・アンサンブルで有名なグループの76年2nd。基本的な路線は前作と変わらず、普遍的なメロディーと哀愁を放ちながら、ハードに、そしてシンフォニックに盛り上げる作風となっていますが、前作以上に幻想を帯びた楽曲構成とアレンジの上手さが見て取れ、彼らの持ち味である美しいメロディーと絶妙に絡みついた、デビュー作と並ぶ傑作となっています。
愛すべきメロディアスな佳曲「SYLVIA」、ロマンティックでエレガントな「FOCUS III」、圧巻のテクニックを見せつける大曲「ANONYMUS II」など代表曲を多数収録した72年作
2,464円(税込2,710円)
麗しの美声女性ヴォーカルが堪能できるプログレ21年作を厳選ピックアップ!
女性ヴォーカル・プログレ21年作から、特に美声ヴォーカルの魅力が堪能できる7作品を各国からチョイスしました。どうぞお楽しみください♪
7月のカケレコ・ベストセラー、TOP10を大発表いたします!
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第十七回 TAI PHONG『TAI PHONG』(フランス)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
タイ・フォン初来日公演 3日目(10/12)ライヴ・レポート
10月12日に行われたフランスの名バンド、タイ・フォンの来日公演に行ってまいりました。大阪で1回、クラブチッタ川崎で2回の計3日程で行われた彼らの初来日公演。その最終日の模様を、試聴音源を交えてお伝えしてまいります!
フランチ・シンフォ屈指のグループ、TAI PHONGによる75年デビュー作『TAI PHONG 恐るべき静寂』をピックアップ!
ハードロック魂を宿すフレンチ・プログレの名バンドTAI PHONGの76年2nd『WINDOWS』 - 【ユーロロック周遊日記】
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。 本日は、フランス随一のハード・プログレ・グループTAI PHONGによる75年リリースの第2作『WINDOWS』をピックアップいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なスレ・軽微な圧痕あり
これでもかと溢れる美旋律と美声。70年代の名作たちと変わらぬ甘美でファンタスティックな、フレンチ・プログレの雄タイフォンのなんと2013年作!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、帯裏にテープ跡あり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な汚れあり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンドと言えば?シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック〜!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、軽微なカビあり
当時のフレンチ・ロックの中では異色とも言えるこのひたすらエネルギッシュに駆け上っていくような劇的なサウンドは、中心メンバーのベトナム人としての血がなせる業だったんでしょうね。ハードロックの流れを汲んだプログレ作品としては最高峰の完成度!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 2枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スレ・圧痕あり
フレンチ・プログレの雄が2014年におこなった奇跡の初来日公演を収録!感動のステージの模様はライヴレポートで熱くお伝えしております☆
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ユーロのハードプログレ大傑作(7 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
76年2nd
脅威の無国籍バンド、TAI PHONGの2nd。
一般的にはフランスのグループとして認知されています。
歌詞が英語で歌われているせいでフランスっぽくないのだと
思っていましたが、メンバーにハーフの人物が多く、フランス
の他に、ドイツ、ポーランド、ベトナムまでの血が混ざり合っ
た無国籍なメンバー編成が楽曲にも表れているように思います。
楽曲は特に誰からの影響と言うことを感じさせず、完全に彼ら
のオリジナルの世界観。間違いないのはユーロのハードプログレ
の中でもずば抜けてメロディーメイクに秀でたグループであると
言うことです。
ポップ、と言うと違和感がありますが、日本人の琴線に触れそうな
旋律に溢れたアルバムです。ジャケットも含めなぜか日本人に訴え
かけるものが多いような気がする、不思議な作品ですね。
1番好きなアルバムです。(2 拍手)
easy livin’さん レビューをすべて見る
これは俺が高3の時クラスメートがカセットテープにダビングしてくれたのを貰って聴いて1発で、コレダッという強烈な思いで則中古LP買って伊藤政則氏のレビュー真剣に読んでワクワクしてたんだ。結局はカケレコでリマスター、ボートラ入り紙ジャケCDを買った訳です。日本人受けするよね今現在聴いてみても。1stも確かに名盤だよ。だけどこちらのほうが好きですハイ。GAMESの曲に海の潮の音のSEなんか使用して、人間の全てにおける、それこそゲームの馬鹿らしさ、結局誰が勝っても負けても、結局金に追いかけられ追いつこうとしたり、会話の色々、全てはゲームの儚さは最後はやはり海の音で締めくくられGAMESという歌詞の意味合は違えど同じニュアンスで終わる。と、突然間髪入れずに曲調がガラット変わって次の曲に続いたり。ボートラ全曲含めアルバム全体で素晴らしく後世に語り続けられるでしょう。満腹の満点評価です。1聴あれ。
インドシナの強さとはかなさ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
72年結成という時期から類推して、わたしはカーンとタイの二人を、留学中に本国へ帰れなくなったベトナム人なのではないかと考えているのです。75年以降の社会主義政権の樹立と続く中越紛争を二人はどう見ていたでしょうか。タイ・フォンの過剰な湿り気は、間違いなく東洋的なものです。現在ではジャン・ジャック・ゴールドマンが中心メンバーだったという線に落ち着いているようです。がしかし、二人のボーカルがなかったら初期のタイ・フォンは成立していません。
ベトナムに行ったことはありません。ベトナムの工芸品や服装は、インドシナの中でも鮮やかな色彩と透明感があって、ラオスやカンボジアの色彩感覚とも多少違うと思っています。インドシナの中でいち早く工業化に成功し、西洋的な文化の受容にも寛容です。一方で軍事的にはインドシナの中では強国で、周辺から常に警戒される存在です。世界でも米国と中国に対し勝利した国は、ベトナムしかありません。
繊細さと展開の激しさが支配する彼らの音楽にあって、わたしが最も関心するのがドラムズです。的確な演奏に、素晴らしい録音だから。この打ち降ろす様なビートがあってこそのタイ・フォンです。そして底流に流れる寂寞感と哀しみ。雪の積もった冬の情景にとても似合う音楽です。