BR125(BLACK ROSE) 【98年発売CD】
デジタル・リマスター。
これだけ質の高い英オルガン・ハードなのに・・・なぜ、ドイツでしかリリースされなかったのか? コロシアムをより叙情的にしたような逸品ですよ、これ。
イギリスのオルガン・ハード・グループ、ロンドンで録音されながらドイツのみでリリースされた71年作。力強くドライヴ感溢れるリズム隊と、R&Bが土台にあるハード&グルーヴィーなオルガン、タメの効いたブルージーなギター、太い喉を聴かせるエモーショナルなヴォーカルによるアグレッシヴなオルガン・ハード。リリカルなピアノと哀愁のメロディが胸に染みる、PROCOL HARUMを彷彿とさせるバラードも魅力的。土の香り漂う豊潤なメロディは絶品の一言。なぜにイギリス本国でリリースされなかったのかが不思議な充実の一枚。
キャメルのピート・バーデンスによるプロデュース、B級ブリティッシュ・ロックの良作、71年2nd
69年にリリースされたブリティッシュ・オルガン・ロックの名品
71年デビュー作、英国らしい叙情性とジャジー&プログレッシヴなアンサンブルが素晴らしいキーボード・ロックの名作
73年作、メロトロンが広がるリリカルでメロディアスな英ロック、名作です
「Beggars Opera + Deep Purple」、アメリカのグループながらイギリス的な魅力に溢れた名作
はらはらと枯れ葉舞うような、哀愁のハモンドを聴かせる作品を集めました。
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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派手さこそ無いものの、何度も聴きこむうちに味わいが増す(1 拍手)
ヒロちゃんさん レビューをすべて見る
SUNDAY唯一作は、派手さこそ無いものの、何度も聴きこむうちに味わいの増す楽曲が多いとの印象を抱きました。
これはヴォーカリストにも同じことが言えます。少々黒っぽい歌いっぷりも徐々に印象に残ります。
クラシカルなムードの楽曲もあれば、アーシーなムードの楽曲もあります。
どちらかと言えばこのヴォーカリストはブルージーな楽曲の方が合うかなと感じます。
ひとつ難を言えば、トラックを追うごとにブチブチとノイズが目立ちだすことですね。
レコードの盤起こしかなと思いましたが、真相の程は?
新たな発見(0 拍手)
さん レビューをすべて見る
サイケシーンの奥深さを感じる、発掘ものです。
他のサイケバンド以上にカラフルなサウンドに惹かれます。
これはまさに隠れた名盤です。決定的な個性があればメジャーになっていたでしょう。