LCVP121CD(LA COOKA RATCHA) 【2000年発売CD】
「英国のジャニス・ジョプリン」の異名を取る女性シンガーを中心に、アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや名手ポール・コゾフがゲスト参加して制作された、ブリティッシュ・スワンプの逸品と言えば!?
「イギリスのジャニス・ジョップリン」との異名を持つ女性シンガー、キャロル・グライムズを中心とする正統派ブリッティッシュ・ロック・グループ。72年の唯一作。アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや元フリーのポール・ゴゾフ、ザ・フーとの共演で有名なラビット他をゲストに迎えたUKスワンプ・ロックの傑作。
オクラホマ出身バンドSOUTHWINDに在籍していたSSW、ソロ72年作。ジェシ・エド・デイヴィスがプロデュース&参加しています。ドクター・ジョンやジム・ケルトナーなども参加のLAスワンプの名盤!
2,190円(税込2,409円)
BUDDY MILES/A MESSAGE TO THE PEOPLE
エレクトリック・フラッグ〜バンド・オブ・ジプシーズにてマイク・ブルームフィールドやジミヘンを支えた名ドラマー、71年作。
2,190円(税込2,409円)
69年にVertigoレーベルよりリリースされたデビュー作、エグみたっぷりのアンダーグラウンド・ブリティッシュ・ロック名作!
相棒バーニ・トーピンのアメリカ西部への憧れが色濃く表れた、叙情性豊かな70年作
名ギタリストAlbert Lee在籍の英スワンプ・ロック・グループ、71年作、芳醇なメロディ&アンサンブルが溢れる興奮の名作2nd!
ブリティッシュ・スワンプ/ホワイト・ソウルの名シンガー、ブリンズリー・シュウォーツの面々をバックに制作された72年デビュー作
ギタリスト/シンガーJoe Brown率いる英ポップ・ロック・グループ、72年1st
ピーター&ゴードン解散後、ゴードン・ウォーラーが渡米して録音した72年ソロ、スワンプSSW傑作!
古くはキャリア最初期のキース・エマーソンが在籍したT-BONESを率いた英SSW、マッスルショールズ録音の73年3rd
デラニー&ボニーからソウルフルな女性ヴォーカルが活躍するスワンプ・ロックを探求!
ボニー・ブラムレットのようにパワフルでソウルフルな女性ヴォーカルが魅力のスワンプ・ロックをご紹介します。
五月病をぶっ飛ばせ!目が覚めるようにパワフルな姉御ヴォーカル作品をピックアップ!
連休明けの憂鬱な気分・・・「しっかりしなさい!」と喝を入れてくれそうな姉御ヴォーカル作品をピックアップ!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
「英国のジャニス・ジョプリン」の異名を取る女性シンガーを中心に、アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや名手ポール・コゾフがゲスト参加して制作された、ブリティッシュ・スワンプの逸品と言えば!?
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米国50年代をシミュレートしたような音(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
なぜCDのレビューを書いているか。わたしは完全に自分のためで、まず自分のための「覚え」をつくっておくこと。さらにレビューを書くため棚から取り出してくるCDも多いわけで、このCDも完全に忘れていました。ポール・コゾフが弾いている「ウィーブ・ガット・タイム」を聴くために所持しておいたっきり、になっていました。デラニー&ボニーやライ・クーダーを聴いたのはこのCD購入から後なので、このバンドの音がやっと今わかるようになったというわけです。
まず彼女の声は、ジャニス・ジョプリンとは全く違います。線が細くて、かすれた声、震える声に特徴があるボーカリストです。デリバリーを聞いていませんけれど、声量で勝負するタイプでないことは確か。その代わり時々コケティッシュになる味わいのある歌い手だと思います。
ほとんどの曲を書いているのが、ピアノのデイビッド・スキナー。ブライアン・フェリーやアメイジング・ブロンデルの録音に参加している人です。古き良きアメリカがテーマと断言してよいでしょう。ピアノやスライド、ホーン・セクションが彩りとしてあり、それぞれ小品ながら道を踏み外しません。西海岸や米国南部の音に精通した人なら楽しめるはずです。「ミステリー・トレイン」を演奏していて、それなりにハードで良いです。最後の「ルーズ・ミー」も参加メンバーそれぞれの見せ場がある、粋なブルーズ・ロックです。
英国からは、ときどきこうした米国の憧憬を純粋培養した音が出てきます。米国バンドより米国らしい。これがわたしの感想です。