あまたのEmerson Lake & Palmerフォロワーの中でも、Keith Emersonに強く影響を受けたスタイルで有名であるドイツのシンフォニック・ロックグループの77年作。イタリアの都「ポンペイ」をテーマにしたコンセプト・アルバムとなっており、今作からTRIUMVIRATの名義は残しながらも事実上キーボーディストJurgen Fritzのソロ・プロジェクト的な位置づけとなっています。その内容は、トータルアルバムらしくバンドセクションに加えてストリングスやホーンも導入された大掛かりなものであり、Jurgen Fritzのキーボードはオルガンやピアノ、ポリシンセなど幅広く、技巧的に迫ります。前作と同様に「Trilogy」期のEmerson Lake & Palmerを彷彿とさせる楽曲が並んだキーボード・プログレの傑作となっています。
「音楽歳時記」 第九十一回 8月9日 野球の日他 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「キース・エマーソン愛」に満ちたキーボード・プログレ名作をピックアップ!
キース・エマーソンの誕生日にちなみ、彼の影響なくしては生まれ得なかった世界のキーボード・プログレをピックアップ。
「ねずみジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
来年はねずみ年ということで、「ねずみジャケ」というテーマでFacebookに投稿してまいりました。
【改訂】EL&P影響下にある世界のキーボード・トリオ・プログレをピックアップ!
英5大バンドの一角を担う名グループELPより影響を受けた、各国のキーボード・トリオ・プログレをご紹介してまいります☆
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり
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