71年にRCAよりリリースされたデビュー作。グラム・ロック・バンドとして有名ですが、本作で聴けるのはバブルガムなポップ・ロック。全英2位となった「Co Co」、全英13位の「Funny Funny」をはじめ、トロピカルなアレンジと胸キュンのメロディ&ハーモニーに心奪われるキャッチーな佳曲がずらり。トッド・ラングレンやホリーズあたりのファンはたまらないでしょう。
「音楽歳時記」 第百回 妙な記念日だよ全員集合! 文・深民淳
季節の移り変わりに合わせて作品をセレクトしてきた、音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。第100回目となる今回が最終回となります。どうぞお楽しみください。
BADFINGERから出発する、英パワー・ポップ・セレクション
英国の様々なパワー・ポップの作品をピックアップしてまいります!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
GLAMCD105(7T'S)
英国出身のグラム・ロック/ハード・ポップ・バンド、SWEETの後期三作品がデジタル・リマスターで復活!ボーナストラック3曲含む、全12曲
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
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この時期はオズモンズとそう変わらない(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
スイートと言えば「アクション」「フォックス・オン・ザ・ラン」というイメージ。でも本国英国ではデビュー直後のシングル攻勢がすさまじく、出す曲出す曲がチャートを駆け上った時期がその前にありました。モータウンのホランド=ドジャー=ホランドほどでなないにしても、作詞作曲コンビのマイク・チャプマン=ニッキー・チンの有能さがうかがい知れます。カリプソはあり、ドゥーワップはあり、カントリーはあり、という内容です。
ただシングルで出す曲はロック・テイストと決めていたふしがあります。リズムをアクースティック・ギターとベースでとり、ドラムズはベタな音頭というのがこの時期の特徴。まあ、マッドもスージー・クアトロもスモーキーも同じ作り方をしております。たぶんこの盤まで追いかけるスイート・ユーザーは少ないでしょう。それほどばかにしたもんでもないです。
ボーナスの10曲が同時期のシングル。「アレクサンダー・グレアム・ベル」から圧倒的な売れ線ポップが続きます。アバのアルバムを聴いているような別次元の肯定感に包まれます。いいなあ、ブリティッシュ・ポップ。