Robert Frippからの影響を感じさせるFrederick L'Epeeのギターと、Didier Lustigによるシンフォニックなストリング・シンセサイザーをフューチャーし、独自のへヴィー・シンフォニック・ロックを作り上げたフランスのグループの77年デビュー作。やはりKING CRIMSONフォロワーらしくメタリックな音像が特徴的ですが、Frederick L'Epeeのギタープレイは時にメロディアスに響き、GENESISのようなファンタジアを描きます。傑作となった次作へのステップが感じられる、フレンチ・シンフォニック・ロックの好盤です。
JONESY/MASQUERADE: DAWN YEARS ANTHOLOGY
彼らが残したオリジナル・アルバム3作「NO ALTERNATIVE」「KEEPING UP」「GROWING」の全曲に、シングル音源とセッション音源3曲を加えたアンソロジー!
1,790円(税込1,969円)
70年代に世界中から登場したクリムゾン・フォロワー名盤を選りすぐってピックアップ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、軽微なカビあり
フランスのクリムゾン・フォロワーと言えば?クリムゾンの硬質さそのままに、フランスならではの耽美で包み込んだサウンドは出色。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
KC&KC周辺マニア向き(3 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
さすがに年代が降っているだけにKCファンから悪名高い(?)JONESYよりも遥かにいい、スリリングな演奏を聴かせます。インストゥルメンタル。しかし本家のあのメッセージ性のある重厚さとはかなり趣の違う、カードライヴのBGMとしても通用しそうなサウンドですね。
ムード・プログレッシブ(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
もともとは3曲しか入っていませんで、10分を超える大曲が2曲と言う構成です。しかも曲名は、「4番目」「6番目」「5曲目」。できた順番ということでしょうか。ギター/ベース、シンセサイザー、ドラムズの3人編成です。「太陽の旋律パート2」としか思えない展開もあって、彼らはこれらの曲を感覚的に作曲した雰囲気です。ただし、クリムゾンと違うのが曲調の明るさです。「4番目」の印象的なギター・フレーズ(この音色が、やっぱりフリップそっくり)が何度も何度も出てきて哀愁をそそります。(日本語ヘンですけど、お許しください。)
自分にとって、評判を良く聞くので購入したはしたけれど、そんなに聴く盤にはなりませんでした。フランスのグループにしては、個性が足りないような気がしていたからです。ムード・プログレが好きな人には、これでOKだとは感じます。水準が低いわけではなく、自分の感覚ですからあまり参考になさらずに。
売ろう売ろうと思っているうちに、手に入らない盤になりつつあります。と言いますか、あれほど活発に再発してくれていたMUSEAの盤を、この頃見かけません。どうしたんでしょうか。この盤には4曲ボーナスが加わっております。ドラムレスのインスト曲です。