EK33914(EPIC)
「アメリカのイエス」と言えばこのグループが筆頭格ですよね!ウェイクマン彷彿の煌びやかなキーボード・サウンドといい、ハイトーンのヴォーカルといい、ほんっとイエスへの愛に溢れていますね。
プログレッシブ・ロックの歴史においてYESフォロワーは数知れず各国から乱立していますが、その中でも最も有名なYESフォロワーとなったアメリカのシンフォニック・ロックグループの76年作。時代がコンパクトなロックへと向かっていた時期に、アメリカ独特のポップセンスを感じさせながら70年代プログレッシブ・ロックにこだわった長尺主義などを積極的に採用しており、その演奏は本家と間違えるほどの徹底したクローン・サウンドとなっています。特にきらびやかなキーボード・サウンドにはRick Wakemanの影を感じ、ハイトーンのボーカリストはまさにJon Anderson風。ここまで徹底したサウンドを追求すればそれ自体が個性になり得るという名盤です。
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
英プログレからの影響を見事に昇華した北米シンフォ・プログレの逸品、78年唯一作
ノルウェー、YESからの影響を感じるキャッチーかつファンタスティックな北欧プログレ、74年作
イエスからの影響が強いアルゼンチンの名グループ、77年作2nd
スイス出身バンドによる81年唯一作、YES系統のファンタスティックな愛すべきシンフォ・プログレ好盤
スウェーデンのシンフォニック・ロック・バンド、74年唯一作、イエスやジェネシスやベガーズ・オペラを彷彿させる名盤
ジャーマン・シンフォの名バンド、77年リリースの4th
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第七十八回:STARCASTLE『CITADEL』
音楽ライター舩曳将仁氏による連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
世界各国の素晴らしきイエス・フォロワー作品を巡ってまいります!
「城にまつわるアルバム」〜今週の『カケレコのロック探求日誌』PLUS〜
4月6日の「城の日」にちなんで、城にまつわるアルバムをピックアップ!Facebookでの作品にプラスしてご紹介します。
「終業式後のウキウキ感を感じさせるアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
「終業式後のウキウキ感を感じさせるアルバム」というテーマで、心弾む作品を様々にピックアップいたしました。
イエス『危機』が好きな人におすすめ!世界のファンタスティック・プログレ特集
イエス『危機』を出発点に、テンションいっぱいのアンサンブルとファンタスティックなメロディ&コーラスが素晴らしいプログレを世界中からピックアップ!
ドライヴィングな演奏に爽快感あるメロディ、美しいハーモニー。そんなイエス・サウンドに影響を受けた好作品を世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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YESファンはきっと好きになる(3 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
「アメリカのYES」と呼ばれるSTARCASTLEのデビュー・アルバム。
1曲目から10分超えの大曲を配して、YESサウンド(と言ってしまうのだ!)を展開している。
ヴォーカルはジョン・アンダーソンに激似だし、ギターやキーボードの音色、良く響くベース音、そしてコーラスワークなど、全てにおいてかなりYESに近い音作りになっているが、さらにYESに接近する2ndよりは彼らのオリジナリティはある。
YESに例えられるバンドは数多く存在するけれど、ここまで徹底していると潔ささえ感じる。
当時は、BOSTONやKANSASと並べて評価されていたようだが、それらのバンドとは明らかにスタンスが異なる。
フォロワーとか、亜流とか言われるかもしれないけれど、YESファンはきっと好きになると思う♪
ボストンの陰に隠れた儚い"星の城"(2 拍手)
猫にストマッククロウさん レビューをすべて見る
同時期エピックから共にデヴューしたボストンと違い国内盤アナログが発売されなかったスターキャッスル。ヴォーカルが元REOスピードワゴンという知名度と完璧に「ジョン・アンダーソン」と化している他は、当時アメリカのイエスとマニア受けだけで終わったみたいですが、もっと高度な演奏技術を高評価されても良いと思う。
トッド・ラングレンの前座も勤めた様ですが、イエスファンなら是非聴いて下さい。