クラシック・ギター界の貴公子とも言われる名ギタリストのジョン・ウィリアムスを中心に、元カーヴド・エアのKey奏者のフランシス・モンクマンの他、クラシック畑出身のセッション・ミュージシャンにより79年に結成されたスーパー・グループ。2ndアルバムの後、フランシス・モンクマンが抜け、代わりにセッション・ミュージシャンとして活躍していたスティーヴ・グレイが加入して制作され、81年にリリースされた3rd。格調高くも英国的な優美さに包まれたクラシック・ギター、伸び伸びと歌うように奏でられるエレキ・ギター、そして、柔らかに広がるファンタスティックなキーボードやリリシズムがこぼれ落ちるピアノ。かなりメロディアスで親しみやすくなった感じで、陽光が降り注ぐような、祝祭感たっぷりの叙情的なアンサンブルが印象的です。キャメルやジェネシスや北欧のカイパなどの叙情派プログレのファンにはたまらない美しき逸品。
春の陽気の中で楽しみたい、伸びやかな聴き心地の良さが魅力のフュージョン・プログレを各国からセレクト!
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