ECLEC2043(ESOTERIC) 【2008年発売CD】
デジタル・リマスター。
オープニング・ナンバーから圧巻で、ストリングスが不穏な風景を描き、エッジの立ったギターがエキセントリックなソロで切り裂く!そして、荘厳な混声コーラスで再び暗雲立ちこめた後、またまたギターがささくれだったリフを轟かす!英ハード名作!
DERAMレーベルから70年にリリースされた唯一作。とにかくスケールの大きなドラマティックな構成が見事。オープニング・ナンバーから圧巻で、ストリングスが不穏な風景を描き、エッジの立ったトーンのギターがエキセントリックなギター・ソロで切り裂く!荘厳な混声コーラスで再び暗雲立ちこめた後、リズムがフツフツとエネルギーを放ちはじめ、またまたギターがささくれだったリフを炸裂!後半は、ブラス・セクションも入り、混然一体となって重くアグレッシヴに突き進む。これぞブリティッシュ・ロック!と言える分厚くドラマティックなサウンドを聴かせます。紅一点、Jane Kevernのヴォーカルも素晴らしく、重たいアンサンブルと真っ向から渡りあうその声は、どんなディストーションをも凌駕する圧倒的な存在感。ジャズ、ブルースの要素を巧みに取り入れた濃厚なサウンドがたまらない名作です。
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
1,190円(税込1,309円)
73年リリース、腰が抜けるほどに格好良すぎる英ハードの名作!
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
2本のギターがブルージー&アグレッシヴなフレーズをぶつけあうハード&ソリッドなハード・ロック・バンド、71年唯一作
いぶし銀の名ギタリストZal Cleminsonのプレイが冴え渡る、英ハード・ロック屈指の名作!71年発表
ハード&メロウで時にドラマティックなサウンドにグッときっぱなしな英ハードの逸品!74年作1st
エネルギッシュでブルージーなブリティッシュ・ハードの名作、74年作
若きグレン・ヒューズ在籍グループ、トリオらしいスピード感と切れ味+トリオとは思えない音圧と強靭なグルーヴ=最強!72年作!
ヘヴィかつ切れ味鋭い英アングラ・ハード名盤、70年作
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褒めどころが見い出せない(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「クリムゾン・キングの宮殿」をつくるとき、とにかく長い曲にするため、違う曲をどんどんつなげていったという話があります。まさにそんなつくり方をしたんじゃないのかな、と。ギターが二人、アシストに弦楽隊も管楽隊もいる贅沢さであるにも関わらず、曲の印象が全く残りません。わたし、この盤を所持して20年はたっていると思うんです。…何回聴いたでしょうか。忘れた頃にプレイヤーに入れてみては最後まで聴くに耐えなくて、を繰り返しています。すみません。冷水を浴びせるようなことを書いてしまって。
展開が多いのにキメのメロディがないところはジンハウスに似ています。加えて振幅があり過ぎるのですわ。ギターは重いし、ドラマーは手数勝負だというのに、必要ない管弦楽が入ってきては曲の流れを断ち切ることが多いです。こけおどしにブレイクも多用されるし。決定的なのは、女声ボーカルに華がないところです。こんなに個性のない声って聞いたことないです。
力作であることは疑いありません。わたしは支持できませんでした。2022.09.07