アージェント『COUNTERPOINTS』から出発、プログレッシヴな感性が息づくモダン・ポップ選!
めでたく初CD化を果たしたアージェント『COUNTERPOINTS』に関連して、プログレッシヴな感性を備えたモダン・ポップをピックアップしてまいります!
7月13日はオカルト記念日♪オカルティックなジャケ大集合!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ジャケットの恐ろしさで記憶されているセカンドです(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
サッド・カフェは、70年代後半に現れたモダンなポップ・グループ。流行歌には旬を楽しむものと、ビンテージ感を楽しむものとありますけれど、時代を問わない綺麗なメロディと驚きがあるグループです。中でもファーストと、このセカンドは群を抜いた濃密な時間を過ごすことができます。基になっているのは多様なセッション経験と、プログレッシブ・ロックの感覚なのでしょう。ユーザーを教育しようとする意図はなくて、ユーザーに寄り添いながら充実したカタルシスを約束します。
キーボード、シンセサイザーを基本にしたアンサンブルながら、アコースティック感覚もあります。映画音楽的展開をやったりレゲエをやったりもします。最後におそってくるのは水も漏らさない全楽器参加の盛り上がりです。そこにドラマチックに歌い上げるのが王道。
聴いていて、少し出来すぎではないのか、と感じるほどです。シティ・ボーイ、10CC、Nutzあたりと共通する感覚です。英国らしい手の込んだポップはやはり貴重です。