イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの74年作。Jules Verneの同名小説にインスパイアされたコンセプトアルバムである本作は、ロンドンシンフォニーオーケストラを従えてロイヤルフェスティヴァルホールにて録音されたライブ盤となっており、オーケストラ参加作という事もあって前作よりも純クラシカルなテイスト。ロック的なダイナミズムこそ少ないものの、彼の大仰なサウンドはやはり圧巻です。
RICK WAKEMAN/MYTHS AND LEGENDS OF KING ARTHUR AND THE KNIGHTS OF THE ROUND TABLE
アーサー王伝説をテーマとする75年作、「魔術師」の所以たるキーボードさばきが堪能できる壮大なクラシカル・シンフォニック・ロック作!
490円(税込539円)
RICK WAKEMAN/SIX WIVES OF HENRY VIII
73年リリース、「キーボードの魔術師」と讃えられるその腕前を遺憾なく発揮した傑作ソロデビュー作。クリス・スクワイア/ビル・ブルフォード/スティーヴ・ハウ/アラン・ホワイトらイエス勢に加え古巣ストローブスのメンバーが参加!
590円(税込649円)
RICK WAKEMAN & THE ENGLISH ROCK ENSEMBLE/NO EARTHLY CONNECTION
科学的には証明できない現象をテーマにしたコンセプト作、76年発表
1,590円(税込1,749円)
77年作、邦題「お伽噺」
マイク・ピンダーに代わるkey奏者に元YESのパトリック・モラーツを迎えた81年作、ELOにも迫るクラシカル・ポップ・ロック名盤
英叙情派プログレの代表格、76年発表の8th
74年発表、オーケストラとの共演ライヴ作
英国のシンフォ新鋭、2014年作10th、壮麗かつエモーショナルな男女ツイン・ヴォーカルがドラマティックな逸品
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『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「年の暮れにふさわしい壮大なクラシカル・ロック」〜
年の瀬にふさわしい、壮大でクラシカルなプログレの特集です。
【タイトル追加】EL&P『展覧会の絵』、トレース『鳥人王国』から出発するクラシカルなキーボード・プログレ特集!
クラシカルな美旋律に彩られたドラマティックなキーボード・プログレをピックアップ!往年の名作から90年代以降の新鋭作品までセレクトいたしましたよ〜。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡・若干折れあり、帯はテープでケースに貼ってあります。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、帯に折れ・ケースツメ跡あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースにテープ剥がし跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ブックレット無し
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、帯に小さい破れあり
全盛期のイエスをクラシック寄りに一気に寄せると?ピアノ、オルガン、ムーグによるクラシカルなフレーズが躍動するキーボード・プログレの決定版!
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オーケストラとの一体感がすばらしい(6 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」(1964年)をロックとオーケストラの共演というコンセプトによるライブアルバムである。
録音は1974年、YESがちょうどRelayerの頃である。
詳細はwikiにも書いてあるのでそちらを読んでくれ。
さて、オーケストラとの共演というとELPとかThe NICEがあるけど、オーケストラパートとバンドのパートが分かれている印象がある。ワイの基準ではこれは共演とは言わない。
本作は冒頭からRickのキーボードがオーケストラのインストルメンタルの一部となっているのがわかる。予備知識がなかったら、オーケストラの音にエフェクトをかけているのではないかと思ってしまうほどである。
RickのMoogの音がキツめのところもあるけど、あれはわざとなのかもしれない。当然当時のテクノロジーの限界はあるが、むしろ効果的に聞こえる。
演奏にあたり、ロンドン交響楽団と英国室内合唱団、そして指揮者のD.ミーシャムとの綿密な打ち合わせをし、特にミーシャムとはRickのキーボード群をオーケストラの中の位置づけについて何度もデモテープを聴いてもらったという。すげえなRick、ただの酒飲みじゃないね。ちなみにアレンジャーは後年Inter Galactic Touring Bandのアレンジャーも務めるW.マローン。彼は既にThe Who[TOMMY]のアレンジャーで有名であったね。やはりアレンジャーの手腕なのか、オーケストラもバンドも互いが出しゃばるわけでもなく、引き立て役でもない。バランスがいいというのか…ちゃんと「ロックのアルバム」として楽しめるのがすごい。
バンドメンバーも紹介すると、Vertigoレーベルで最高のアルバムをリリースしているかのWarhorseのR.ニューウェルとA.ホルトが参加している。
ちなみにA&Mからの3作「ヘンリー8世」「アーサー王」そして本作は入手しやすいし、どれも内容がすばらしい。一言「買い」です。