抒情派カンタウトーレ、キャリア全盛の75年発表の逸品がこちら。唯一無二の悲壮感漂う歌声には、なんとも言えない哀感が漂っており、聴く者の胸をどうしようもなく締め付けます。彼のキャリア史上の最高傑作の誉れ高い「Era gia tutto previsto」を収録。熱い想いをひた隠しにするかのような音数の少ないピアノやギター、ベースといった最低限のシンプルな演奏に、彼の男らしい感情豊かな歌が大きくフューチャーされて行きます。力の限り歌を張り上げる彼の歌の持つ感情こそ、まさにカンタウトーレのひとつの指標と言えるのではないでしょうか。そして。この秀逸なジャケを眺めながら聴きましょう!大推薦です…!
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