PP184(PAISLEY PRESS) 【2025年発売CD】
1曲目のシンセ/オルガン/メロトロン/ピアノの劇的な畳みかけに、クラシカル・シンフォ好きなら興奮必至ですね。哀愁みなぎるトランペットも良いし、ハケット・リスペクトのギターソロも絶品。80年代のスイスが生んだ隠れシンフォ名盤!
スイスのシンフォニック・ロック・グループによって81年にリリースされた唯一のアルバム。冒頭から、これぞクラシカル・シンフォニック・ロック!と言うべきシンセ/オルガン/メロトロン/ピアノの劇的な畳みかけに、シンフォ好きなら思わずニンマリとしてしまうでしょう。それを受けて哀愁みなぎる好演を聴かせるトランペットにもグッと来ます。そんな1曲目の世界観そのままに、端正かつドラマ性に溢れたクラシカル・シンフォを最後まで楽しませてくれます。演奏ではやはりクラシックの確かな素養を持ったキーボードのプレイが出色で、特に繊細なタッチのピアノは非常に本格的なもので、本作の完成度を大きくアップさせている印象です。Steve Hackettをかなり意識してそうなエレキギターも、シンセと共にここぞという場面で見事なソロを披露します。クラシカルなプログレが好き!という方であれば、本作は絶対に気に入ってもらえると思いますよ。名作!
WENCHE(WENCHE MYHRE)/SOM... EN LEKENDE VIND
ノルウェーの女性ポップ・シンガー、フレンチ・ポップ好きにオススメの可憐なサウンドを聴かせる70年作、「Close To You」のカバー収録
2,190円(税込2,409円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。