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CONTRE-COURANT

OPUS 5

AGEK2401(UNIDISC MUSIC) 【2006年発売CD】

スリップケース付仕様(画像はジャケットです)。

評価:50 2件のレビュー

フルートが漂わす淡くクールな叙情、ピアノのクラシカルで繊細なタッチ、そしてロマンチックな響きのフランス語ヴォーカルが醸し出すノスタルジア。ファンタジックな異郷のシンフォニック・ロックとして一級品の出来栄えですね。

カナダはケベック産、メランコリックかつファンタジックなシンフォニック・ロックの名作、76年作

カナダのシンフォニック・プログレッシブ・ロックグループの76年作。POLLENらと並んで名盤とされてきた本作は淡いフルートによるクールな叙情で幕を開けるシンフォニック・ロックであり、ピアノを中心とした性格からか繊細でアコースティックな質感を持っています。非常に肌触りの良いフランス語で歌われるボーカルが醸し出すノスタルジアとフルートによる幻想的な音像も心地良く響いており、ファンタジックなシンフォニック・ロックとして一級品。一方ドラムは緻密なリズムを作るタイプであり、ジャズ・ロック的なスリリングさも持ち合わせているためタイトに楽曲を引き締める役割を担い、サウンドに適度な緊張感を加えます。

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レビュー一覧

評価:5 地方プログレにおける理想の一曲だと思います(5 拍手)

Durangoさん レビューをすべて見る

何をおいてもこの一曲目。長い前奏を経て、可憐なピアノに乗ってフランス語によるボーカルがつぶやき始めるのですが(うどんそば・・と聞こえるからって笑っちゃいけません(笑))、これが何とも味わい深いというか異国情緒の極みと言いたくなるような趣をもっています。これがケベック地方のフランス語特有の語感なのかわかりませんが、バカっぽいのを承知で言うと、かえっておフランスな感じが醸し出されていてたまらん!ってなるんです。私が英米以外のロックに求めているのはこういう感覚なんだなとこれを聞くたびに再認識しています。
不思議なものですが昔からフランスと言えばこんな感じと持っていたイメージは実はフランスにはなくて、こういうところにひっそりと息づいていたりするんですよね。何よりヨーロッパのグループよりもヨーロピアンという何だかわけがわからないけど面白いことになってるのがプログレらしくて良いではありませんか。
他の曲も、ゆったりとシンフォしてるかと思えば突然火がついたように走りだしたり、知らぬ間にアバンギャルドになったりとそれなりに興味深くはありますが、やはり一曲目が印象的。ケベックプログレを代表する一曲ではないでしょうか。

ナイスレビューですね!

評価:5 もしかしたら「夏向きプログレ」の名品?(4 拍手)

waterbearerさん レビューをすべて見る

80年代末にはCD化。当時の雑誌Marqueeでもカナディアンプログレ特集を組み、本作CDもマーキーが配給していたので界隈では割とよく知られた一枚。
さらりと軽々とした印象があるので「夏向きプログレ」としてよいのかもしれない。インストパートは実に軽やかである。ピアノとフルートそしてアコースティックギターを中心とした生感覚に酔いしれていると、突然エレキギターが切り込んできたり、ギミック的なシンセの音がやってくるタイミングもあるが、流れを澱ませるような印象はない。
フランス語による歌声もさらりとしていていいなぁ…同郷のHARMONIUMを想わせるけど、フォークっぽくはない。そのあたりはきちんとロック寄りである。
そうそう、このバンドはドラムもなかなかの技持ちの方のよう。曲の展開によってはPFMっぽさも感じるし、当然聴き流しなんてできない。実に繊細。
再発されて久しいが、今もなお再プレス&仕様変更を繰り返しているくらいなので、人気があるアルバムと言える。当然おすすめの一枚。

ナイスレビューですね!