AAD941042(ACUM) 【94年発売CD】
美旋律プログレの宝庫イスラエルでも最高峰と言えるミュージシャン3人が組んだバンドと言えば?神秘的なヘブライ語の響きとこの柔らかで芳醇なエキゾチズムをまとったサウンド。ずばりワールドクラスの大名盤。
イスラエルではかなり名の知れたミュージシャンでありコンポーザーの3人、Shlomo Gronich(イスラエルのアラン・ソレンティとして有名!)、Shem Tov Levy(SHESHETのフルート奏者!)、Shlomo Ydov(2010年現在でも活躍を続ける名SSW)によるスーパー・トリオ。イスラエル・プログレのNo.1グループとして知られていて、75年リリースの唯一作である本作は、SHESHETの唯一作と並んで人気の傑作。軽やかな変拍子によりめくるめく展開するアンサンブルと巧みなコーラス・ワークはGENTLE GIANTばり!地中海の空気が感じられる詩情豊かなパートも魅力的で、フルート、弦楽器、エレピ、アコギ爪弾きがタペストリーのように丁寧に重なり、美しいメロディを包み込むアンサンブルは、P.F.M.に比肩しています。GENTLE GIANTやCAMELなどブリティッシュ・プログレのファンからP.F.M.などイタリアン・ロックのファンの皆さま!ずばりこの作品は聴かなきゃ損です!素晴らしすぎる逸品!
FOURTEEN OCTAVES/FOURTEEN OCTAVES
Yoni Rechter中心のイスラエルのグループ、軽快な変拍子の中、エレピとヴァイオリンが流麗に行き交う!まばゆい名作!
6,500円(税込7,150円)
KTZAT ACHERET(NO NAMES)のメンバーが結成したグループ、優美なメロディが美しいイスラエル歌ものロックの逸品、79年作
2,490円(税込2,739円)
イスラエル恐るべし!60年代の遺伝子とジャズを絶妙にブレンド、WIGWAMにも並ぶ名グループ!73年デビュー作
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透明感ある女性ヴォーカルを擁するイスラエルの新鋭プログレ・グループ、05年作の名作
ユーロ・ロックの重要なバックボーンと言える地中海音楽のエッセンスが薫る作品を各国からご紹介します。
絵本の世界に入り込んだような、幻想的で気品に満ちたプログレをピックアップ。
絵本の中に迷い込んだような、繊細でメルヘンでファンタジックなプログレをピックアップ!
切ない叙情が胸を打つ、「悲哀」に満ちたプログレッシヴ・ロック名作選!
「悲哀」をキーワードに各国のプログレをセレクト!
2018年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
2015年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
KTZAT ACHERET(NO NAMES)の75年唯一作『NO NAMES』特集! - イスラエル・ロックの礎を築いた大傑作
ユダヤ民族ならではのメランコリー、それと裏腹のオプティミズムやユーモア精神やアカデミズム、そして離散(ディアスポラ)の結果の文化の多様性が幾重にも織り込まれた、ユーロ・ロック屈指と言える「まばゆい」傑作、KTZAT ACHERET(NO NAMES)の唯一作を特集!
イスラエルが誇る2大ミュージシャン、Shem Tov LevyとYoni Rechterの関連作から俯瞰するイスラエル・ロック特集!
NO NAMESやSHESHETを率いたShem Tov LevyとKAVERETを率いたYoni Rechterという70年代のイスラエルが生んだ名ミュージシャン2人が関わったバンドや作品をピックアップしながら、イスラエル・ロックを俯瞰する特集!
SHESHETの77年作『SHESHET』 - イスラエル・ロック金字塔
本日の「ユーロロック周遊日記」は、イスラエル・ロックを代表する金字塔的名作、SHESHETの77年唯一作『SHESHET』をご紹介
芸術の秋!プログレの秋!
SHESHETやKTZAT ACHERET(NO NAMES)をはじめ、ジャズをベースにした洗練された演奏と巧みなポップ・センスがブレンドしたまばゆい音楽の宝庫、イスラエルを大特集!
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プログレの醍醐味のすべてがこの1枚に! 奇跡の傑作!(28 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
オープニングからWIGWAMを思わせる美メロがテクニカルなアンサンブルの上を駆け巡ります。出だしから、まさに曲良し、テク良し、エキゾチックな味付け良しの三拍子そろっています!テクニカルでメロディアス、クラシカルでエキゾチック。この1枚にプログレの醍醐味が凝縮されているといっても過言ではありません。かつては幻の名盤と言われ、私もオークションでウン千円で購入しました。それがこの値段で手に入るとは。カケハシさんがスゴイのか、デフレの恐ろしさなのか。とにかくいい時代です。辺境というレッテル抜きに、全てのプログレファン、いや全てのロックファンに聴いてほしい名盤中の名盤です。
ユダヤ民族はエンターテインメントにも秀でている(9 拍手)
KN231さん レビューをすべて見る
このアルバムはジャズロックだとか、地中海音楽とかの視点からも優秀なアルバムだか、AORの視点からも秀作である。以前、映画関係でハリウッドの人たちと日常的に仕事をしたが、ユダヤ系が大勢いた。彼らは論理的に優れているだけでなく、演技や演出などの感情表現にも優れていた。音楽においても、アメリカのポップシーンでも多くの優秀なユダヤ系のアーチストがいたが、イスラエルにおいてもすごいことになっていたのである。このアルバムは、2011年2月20日時点でamazonやHMVでは買えないこともポイントである。
ひと味違う無名人たちのささやかな偉業(7 拍手)
さん レビューをすべて見る
Gil Keltch氏の記された「A history of Israeli Progressive Rock」によると,本作にはヨム・キプル戦争(第4次中東戦争)の戦禍がイスラエル国民と国内のアーティストたちにもたらした痛哭なトラウマが大きく反映されているという。このことを踏まえ改めてアルバムを聴いてゆくと,YES,Gentle Giant,PFMら偉大な先人たちのプログレ語法をふんだんに駆使した純然たるProgressive Rockのアルバムであるにもかかわらず,’60年代アメリカのヒッピー・フォーク系の解放感と軽妙さが醸し出されていることに彼らの平和と自由の実現への思いの深さと強さが伝わってくる。歌詞が未だしっかりと読み込めていないのはまったく残念なことだが,音だけでもその素晴らしさは充分に伝わってくる。イスラエル国内のみならず,国際級名作の一枚である。早期の日本盤リリースを望む。