PP174(PAISLEY PRESS) 【2024年発売CD】
何と言っても主役を張るエッジの効いたヘヴィなギターが抜群にカッコいい!終始スリリングに動き回るテクニカルなギタープレイは、Peter Banksあたりに近い印象。83年に人知れず残された、攻めのブリティッシュ・ジャズ・ロック快作!
知られざる英ジャズ・ロック・グループが83年に残した唯一のアルバム。何と言っても主役を張るエッジの効いたヘヴィなギターが抜群にカッコいい、硬質でアグレッシヴなジャズ・ロックが炸裂。終始スリリングに動き回るテクニカルなギタープレイは、Peter Banksあたりに近い印象。そんなギターに応じるキーボードも実力派で、時にギターとソロを戦わせるオルガン、空間を広げるように幻想的に鳴らすシンセなど活躍します。パーカッションも多用しながら忙しなく刻むリズム・セクションもなかなか個性的。存在感抜群のギターを軸に畳みかける、攻めのジャズ・ロック快作!
POP WORKSHOP/SONG OF THE PTERODACTYL
言わずと知れた名ドラマーTony Williamsと、Janne Schaffer(g)、Mads Vinding(b)ほかスウェーデン/ポーランドの名手達によるジャズ・ロック・グループ、74年作2nd!
2,390円(税込2,629円)
2024年にロック・ファンをワクワクさせてくれた世界のニッチ&ディープな作品たちが集結!お聴き逃がしはないかチェックしてみてください☆
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英国集成”Pomp”項参照(2 拍手)
らざふぉーど博士さん レビューをすべて見る
まずPomp Rockという言葉、今じゃ死語らしい。
80年代にMarilionを中心にNew Progressive Rock リヴァイバルの括りで使われてたんだけど、Genesisクローンが目立ったことで揶揄する意味になった記憶がある。僕はPendragon, Pallas, Twelfth Night, Castanarc, IQとか結構好きだったので大いに歓迎してたんだけどね。
本盤のRedも40年程前に新宿KinnieでCastanarcといっしょにゲットした一枚だった。バンド名からクリムゾン・フォロワーか? と思ったけど、件の英国集成でオランダのFinchの80年代版とあったからジャケが???だけど飛びついた懐かしの一枚。
カケレコ・レビューでもある通り Brand X の系統の硬派JazzRockなわけだが、少しTwelfth Nightみたいなテクと勢いもある。
とにかくPaisley Pressからの再発。大昔にハマってた懐かしの盤に、またもや遭遇してしまった。
Paisley Pressは罪作りな再発レーベルです。寝た子を起こさないでくれ…