ピンク・フロイドのドラマーのニック・メイスンが、10ccやMike Oldfieldのメンバーとして活躍するギタリストのリック・フェンとコラボした85年作。ヴォーカルとして、デイヴィッド・ギルモアやマギー・ライリーが参加。キング・クリムゾン『ビート』にも通じる、無機的でシンプルながらふくよかで浮遊感のあるドラム、ニューウェイブ色の中に有機的な広がるのあるメランコリックなシンセ。ギルモアが歌う2曲目「Lie For A Lie」など、フロイドに通じるリリシズムもあって、デジタルとアナログがセンスよくバランスした佳曲揃い。さすがの好作品です。
RICHARD WRIGHT(RICK WRIGHT)/WET DREAM
言わずと知れたピンク・フロイドのキーボード奏者、78年のソロデビュー作、フロイドの美しく叙情的な側面のみを抽出したような珠玉の名品
2,550円(税込2,805円)
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