SPV79962CD(INSIDE OUT) 【2008年発売CD】
スリップケース・ポスター付仕様、ボーナス・トラック1曲、デジタル・リマスター。
演奏後の拍手がなければライヴ盤とは気づかないであろう精緻な演奏と幽玄な音世界。ヘッセによる原作と併せて聴けばより浸れること間違いなしの名作ですね。
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニック・ロックらしいロマンを兼ね備えたドイツを代表するシンフォニック・ロックバンド。81年作の3rd。ヘルマン・ヘッセの小説「ピクトルの変身」をコンセプトに製作された本作は、演奏終了後に聴衆の歓声が聴こえるまでライブ盤とは気付かないほどのクオリティーを持った名演であり、甘いキーボードをバックにヘルマン・ヘッセの作品が朗読され、耳によく馴染むフレーズ、シンフォニックな楽曲群で叙情的に盛り上げていきます。同じく小説をコンセプトにしたという意味においてはCAMELの「Snow Goose」に勝るとも劣らない名盤と言えるでしょう。
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叙情派ジャーマン・プログレの代表格ANYONE'S DAUGHTERが81年にリリースした3rdアルバム『PIKTOR'S VERWANDLUNGEN(ピクトルの変身)』をピックアップ☆
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 若干折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニッ
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
72年にシュトゥットガルトで結成されたジャーマン・シンフォ・グループ。79年のデビュー作に続く、80年作2nd。幻想的に鳴り響くムーグ・シンセやハモンド・オルガン、泣きまくるハード
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニッ ... 続き
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニッ
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 若干タバコのにおいあり
79年のデビュー作以来、リリカルでファンタスティックなメロディーラインと躍動感溢れる演奏で数々の名盤を生み出したジャーマン・シンフォ・バンド、83年作のスタジオラスト作となった
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この作品から入って、なんとかして全作品を聴きましょう!(19 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
81年3rd
ドイツの名シンフォニックグループの代表作にして、プログレ史に
残る名盤でしょう。
ANYONE''S DAUGHTERは79年にデビューした、プログレという意味では
遅咲きなグループですが、その内容はどのアルバムも甲乙付けがたい
ほどの傑作ばかりです。
美しいメロディーと耳に残るフレーズの連発に、ノックアウト間違い
無し。ディスコグラフィーのほとんどが入手困難なのが残念です。
さて、本「PIKTOR''S VERWANDLUNGEN」は、ヘルマン・ヘッセの短編
「ピクトルの変身」にインスパイアされた作品です。
霧がかったジャーマンプログレとヘッセの書の朗読が交互に現れる、
とてもロマンチックなコンセプトアルバムであり、この手のアルバム
の頂点と評されるCamelの「Snow Goose」にも引けを取らない、まさに
傑作でしょう。ジャケットのような黄昏時の「泣き」が素晴らしいです。
実はライブアルバムであり、最後に聴衆の歓声が聴こえるまでライブ
アルバムだということに気付かないほどのクオリティーだということも
このアルバムを論じるときに語り草になっています。
出会えたことに感謝したい名盤(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
「マッチが落ちた音が聞こえるぐらいの」緊張感と、触れば切れてしまいそうなほどシャープな美しさに包まれたシンフォ系プログレの名盤。
ヘルマン・ヘッセの詩「ピクトルの変身」をモチーフにしたコンセプトアルバムである。
基本はYESだと思うのだが、「海洋地形学」のような難解さは皆無。
全編、研ぎ澄まされた耽美性とわかりやすい「泣き」の叙情美、そして至極のプレイに満ちている。
とにかくメロディや曲構成のセンスがよく、ところどころに入るドイツ語の朗読までも心地よく感じる。
プログレ好きでいろいろ聞いてきたが、ここまで心から「素晴らしい作品」といえるものも珍しい。
この作品に出会えたことに心から感謝したい。