MMP284(MELLOW)
ジェネシスの陰影ある幻想性を受け継いだグループですね。90年代に活躍したイタリアのジェネシスDNAグループの中でも頭一つぬけたグループ!
イタリアのグループ、95年作2nd。GENESISタイプのシンフォニック・ロックですが、これが実に素晴らしい出来映え。メロトロンも使用した重厚かつファンタスティックなキーボード群、伸びやかで歌心に溢れた泣きのギター、シアトリカルなヴォーカル、叙情性溢れるメロディ。格調高く静謐なパートからドラマティックに畳みかけるハードなパートまで、終始テンションを高く保ったアンサンブルは圧倒的な完成度。70年代の遺産に敬意を払いつつ、90年代ロック的なダイナミズムも加えたサウンドは、スケール感抜群です。名作。
キーボード奏者Corrado Sardella率いるイタリアン・シンフォ・グループ、05年作、叙情に溢れるシンフォニック・ロックの逸品
2,290円(税込2,519円)
キーボード奏者Corrado Sardella率いるイタリアン・シンフォ・グループ、05年作、叙情に溢れるシンフォニック・ロックの逸品
【タイトル追加】ジェネシス愛No.1は誰だ!? ジェネシス憧憬のイタリア新鋭傑作選☆
ジェネシス愛がたっぷりと注ぎ込まれたファンタスティックなサウンドを聴かせるイタリア新鋭の作品を厳選してご紹介♪
カケレコスタッフの日々是ロック:ジェネシス影響下の気品あふれる新旧プログレたちを探求♪
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2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
94年のデビュー以来、イタリアン・シンフォの代表格として君臨する彼らの23年作。従来のGENESIS色は薄れましたが、重厚にしてファンタジックな聴き応え抜群のモダン・シンフォニック・ロックは、問答無用の完成度を誇っていてただただ圧倒的!
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モダンかつシリアスに甦るGenesis!(4 拍手)
Waku Luckyさん レビューをすべて見る
90年代のGenesisフォロアーといえば、まず頭に浮かぶのはArenaなどのネオ・プログレ勢でしょうか…このアルバムの曲名・曲順にもArenaの1st、2ndを思わせるところがあります。
しかし、この作品はいわゆるGenesisフォロアー/ネオ・プログレ勢よりも頭ひとつ(いや、それ以上かも)抜けた感があります!
まず曲の完成度が高い! 不安定なコード進行でヒネリの効いた歌メロがのってくるあたりは本家Genesisに迫るものがあります。90年代らしくプログレ・メタル的なパートもありますが、そこでもこのひねくれ具合がしっかりと維持されていてカッコいい! 並々ならぬ才能を感じます。
そして演奏がいい! おそらくキーボーディストとギタリストの1人はTony BanksとSteve Hackettの奏法をしっかり自分のものにしています。メロトロンは鳴りまくっています。特に8曲目のインストゥルメンタルは圧巻! 彼らが"Selling England By The Pound"や"Trick Of A Trail"の正当な後継者であることは間違いありません。
さらにヴォーカルもいい! シアトリカルな演出もきまっており(落差のある声色の変化は強烈!)、つややかな美声タイプで歌手としての本格的な上手さがあります。特に低音でとつとつと歌う場面ではグラム〜ヴィジュアル系の危険で退廃的な色気が滲み出し、異様な存在感があります。
Genesisフォロアーであることは間違いないんですが、意外にもほかにないサウンドでとても気に入りました! ここまで上手くGenesis的な要素をモダンな要素とミックスすることに成功している例は少ないのではないかと思います。
音が小さめなのがちょっと残念…
ネオ・ブログレだ!どーんと、こい!(1 拍手)
F.Greenさん レビューをすべて見る
一聴した感想。懐が深い。新旧取り混ぜ、ブログレのおいしいところを上手くつまんでいる。ジェネシス・フォロワーと言われるが、ボーカルスタイルは、全然違います。ボーカルだけ取ると、アメリカン・ブログレ・ハードのよう(だけど、私にとっては少し物足りませんなぁ…)。
シンフォあり、ハードあり、POPあり、ヘヴィネスあり、フォークあり。
ラストの曲の歌い方は、デビッド・シルビアン(だと思いませんか?聴いてみてください)。
なんでやねん?