ドラマティックな代表曲「Somebody To Love」、日本のファンへ感謝を込めたナンバー「Teo Toriatte」など収録の76年作
1,190円(税込1,309円)
第4回【秀逸ジャケ調査委員会】ヒプノシスのジャケットは総じてすばらしい。だが中にはこれはいかがなものかというものも…
ヒプノシスのデザインしたすばらしいジャケット群。でも、なかにはアレなジャケットもあるわけで…
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに経年変化あり
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乾燥した空気が気持ち良い(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
モントローズの良さと言いましたら、何といいましても「乾燥」にあります。ウェットなところなどみじんもなく暴れまわるギターは、まさにカリフォルニア砂漠。サンフランシスコはお花畑、という西海岸の先入観を痛快にひっくり返してくれました。加えてこのバンドのメンバーが実に豪華。この盤では大好きなサミー・ヘイガーこそいませんが、ダニー・カーマッシの爆裂ドラミングとジム・アルサイバーの攻撃的鍵盤が健在です。
わたしが米国ハードに入れ込むきっかけは、モントローズで、それもかなり後になってからのことです。それまではハードロックは英国に限るぜ、な人間でしたんで。モントローズのスピード感に慣れてしまうと、たいていのハードロックは「遅く」感じてしまいます。ロニー・モントローズのギターには、思わせぶりなところ、ブルーズ臭がほとんどありません。その代わり、アルバムによってはわけ分からなくなってしまう部分があります。モントローズもセカンドやサードには、ん?と感じるところがあります。シンセサイザーの導入にも全然抵抗ないみたいです。
率直に申し上げてモントローズの成果は、ファースト・アルバムが全てのようなものです。次に来るのが「ジャンプ・オン・イット」が収録されている今作ではないでしょうか。ダン・ハートマンが書いているメランコリー曲も入っていることですし。