のちにREALMと改名して作品をリリースするアメリカのシンフォニック・ロックグループの83年デビュー作。REALMではマイルドな質感を持った緩やかなシンフォニック・ロックを聴かせていた彼らですが、このデビュー作ではかなり硬質でバタバタとしたせわしないキーボード主体のシンフォニック・ロックを奏でており、20分、19分の大曲2曲を通して分厚いアナログ・シンセサイザーが暴れまわるハイテンションなパフォーマンスを展開。またハイトーン・ボーカルを擁していることからYESを髣髴とさせるセクションも多く、アメリカらしいキャッチーさも持ち合わせてた良作となっています。
RUMPLE STILTZKEN COMUNE/WRONG FROM THE BEGINNING
スイス、YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ、77年作
1,272円(税込1,399円)
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