ANG01(ANGLAGARD) 【2009年発売CD】
デジパック仕様、ボーナス・トラック1曲。
言うなれば「澄みきった混沌」。荘厳さと過激さの完全な調和に北欧ならではの清廉な音使い、尋常ではないテンションを放つアンサンブル、そして幽玄のメロトロン・・。北欧ヘヴィー・シンフォの頂に君臨する大傑作!
プログレシーン復興の狼煙となったスウェーデンのシンフォニック・ロック・バンドの伝説的なデビュー・アルバム、93年作。ANGLAGARDはANEKDOTENと並んで北欧の暗鬱な音世界を代表するバンドであり、2枚のスタジオ・アルバムとライブ・アルバムををリリースし沈黙。再結成の噂も絶えず新作を待ち望む声も後を絶ちませんが、本作はそんな評価に恥じない90年代へヴィー・シンフォニック・ロックの名盤です。その内容は北欧の土着的なメロディーを投入しながら硬質なバンドアンサンブルで固めたものであり、ギターの悲痛なリフ、メロトロンの積極的な導入、テクニカルで偏執的なリズム隊、そして北欧らしい冷ややかな質感を演出する専任フルート奏者など、聴き所に恵まれたもの。攻撃的なテクニカル・ロックとメランコリックな土着感、そして叙情的なシンフォニック・ロックが高次元で融合した大傑作です。この作品を契機に、死滅しかけていたプログレシーンに活気が戻ってきたことを考えると、やはり彼らの残した功績の偉大さに敬意を払わずにはいられません。全プログレファン必聴の大名盤です。
現代の北欧プログレを代表するバンド、繊細さと攻撃性との対比の中でじっくりと世界観を広げていくドラマティックな楽曲構成が素晴らしい99年作3rd
1,690円(税込1,859円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Jordrok |
2. Vardrirgar I Vilserhet |
3. I Frar Klarhet Till Klarhet |
4. Burg Bore |
5. Garglat Fran Krapptibble (bonus) |
アングラガルドを起点に、メロトロン溢れる新鋭プログレの傑作をピックアップ!
北欧の雄アネクドテンやアングラガルドを起点に、メロトロンが活躍する現代の名作をご紹介!
「メロトロン溢れるプログレ ユーロ編」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
メロトロン溢れるプログレを、ユーロ圏を中心にピックアップいたしました。
イタリアを筆頭に、重厚なダイナミズムと熱気に満ちた世界各国の新旧ヘヴィ・シンフォをピックアップいたしました!
各国の新鋭プログレ・バンドたちによる渾身のパフォーマンスを記録した、傑作ライヴ・アルバムをご紹介します!
2015年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
「スカンジナビアン・ダーク・シンフォニア」アングラガルド&アネクドテン来日公演(11/8)ライブレポート
スウェーデンが誇る2大バンド、アングラガルド&アネクドテンの来日公演に行ってまいりました!
キング・クリムゾンのDNAを受け継ぐ90〜10年代プログレ特集!
迫りくる凶暴なアンサンブル、そして叙情美。クリムゾンの遺伝子を受け継いだ90年代以降の新鋭グループを世界中からピックアップ!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
so good!!(9 拍手)
J@manさん レビューをすべて見る
やはり凄い。今改めて聞いてもゾクゾクしますね、感涙です。
この音を超えられたバンドは無いと言って良いでしょう。
ANEKDOTENがベクトルが少しだけ違いますが並んでいる。
世界でプログレが停滞している間に北欧で冷間熟成した為、滅茶苦茶芳醇になって且つ強靭に仕上がった‥感じ。
最近のダントツ・ベスト(6 拍手)
キックボンさん レビューをすべて見る
このアルバムを聴いて、北欧シンフォにはまり、いろいろ聴きまくっています。それでも、ここ最近の中では、ベスト1です。この重さ、幽玄さ、もの悲しさは、どこから来るのでしょうか?
北欧の土着性とクリムゾンヘヴィネスと流麗な展開美(4 拍手)
KCさん レビューをすべて見る
北欧プログレシーンの伝説アングラガルドのファースト。
戦慄期クリムゾンの緊張感とジェネシスのような流麗な展開美、そして北欧の土着性が見事に融合した傑作。
今最も新譜が待ち遠しいバンド。
妖しくも叙情的なアンサンブルには心を奪われる。
薄暗い北欧の魅力(3 拍手)
インブレさん レビューをすべて見る
一曲目の不気味かつ美しいピアノの旋律で、彼らの世界に引き込まれてしまいました。時に嵐のように激しく奏でるヘヴィなギター、
そして優雅なフルートのメロディ。これを聴かずに北欧プログレは語れないでしょう。