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LA COMPAGNIA DIGITALE

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MMP551(MELLOW) 【2021年発売CD】

21年リイシュー。

評価:40 1件のレビュー

CELESTEのリーダーが結成したバンドということで儚く繊細なサウンドを聴かせるのかと思いきや、強度の高いジャズ・ロック・アンサンブル+スペーシーなキーボード音響という正反対と言えるサウンドにビックリ。でもこれ、かなーりカッコいいです!

CELESTE解散後にリーダーのkey奏者Ciro Perrinoが結成したグループ、20分超の大作を含む79年ライヴ作、ジャズ・ロック+スペース・ロック!

76年のメロトロン名盤で知られるイタリアン・ロック・グループCELESTEのリーダー/キーボーディストCiro Perrinoが、CELESTE解散後にST.TROPEZを経て結成したバンド、92年に初リリースされた79年録音のライヴ・アルバム。ST.TROPEZのギタリストとエレピ奏者に新規加入したリズム隊という5人編成です。そのサウンドは、イタリアン・ロックらしい熱気みなぎるダイナミックなジャズ・ロックに、ST.TROPEZでも聴かれたスペーシーで浮遊感あるキーボードが飛び交う、時にGONG『YOU』やATOLL『TERTIO』『ROCK PAZZLE』のリズミカルなナンバーなんかも彷彿させるインスト・プログレ。ジャズ、スペース・ロック、レゲエなどのエッセンスが混ぜ合わされた肉感的なアンサンブルに、キーボードによるエレクトロニックな音響が浮遊するこのスタイルは、上記のフレンチ・プログレを思わせるところを持ちつつも、なかなかありそうでないサウンドかもしれません。この遠慮会釈なくドシドシと迫りくるような生演奏部分の迫力はイタリアならではでしょう。CELESTEの後継バンドの一つとして聴くとその変化に驚かされそうですが、単純に強度の高い演奏とスペーシーなキーボードとの絡みがカッコいい痛快なイタリアン・プログレ作に仕上がっています。

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レビュー一覧

評価:4 表面上はCELESTEとは真逆。中身はイタロ。(4 拍手)

らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る

最近CelsteとCiro Perrinoの周辺が実に賑やか。
復活作を次から次へとリリースしたと思えば彼のソロプロジェクトも出てくるし
更にはCelesteとオーケストラの共演盤も出るという。もう「嬉しい悲鳴」どころの騒ぎじゃない。こちらの懐具合も考えてくれんかなぁ…。
とはいっても出ればつい。「ついのつい」が続けばフリップ卿の再発波状攻撃と同じく全部に反応してれば破産してしまう。
と思っても本作、スルーできなかった。

CelesteとJazz Rockの相関関係、面白いテーマである。試聴してみれば妙な気配。これは全部聴きたくなってしまう…うわ、Hawkwind、いやGongみたいなトランス感覚で鍵盤が飛び回る! ところがリズム隊はGoblin並の塊り具合。
79年のライヴらしいが、ホントに20世紀の音源なのか?と仰天必至の盤でした。

ナイスレビューですね!