ドイツを代表するハード・ロック・グループ。70年作の1st。後にURIAH HEEPに加入するJohn Lawtonによるエモーショナルで風格あるハイ・トーン・ヴォーカル、泣きのツイン・ギター、重厚なハモンド・オルガン、キャッチーかつ荘厳なメロディ、スピード感いっぱいでドラマティックな展開が印象的。リリースされた70年といえば、DEEP PURPLEが「IN ROCK」を出したのと同じ。まだハード・ロック黎明期とは思えない驚愕の完成度と言えます。RAINBOWやSCORPIONSなど、ドラマティックなハード・ロックのファンは必聴の名作
LUCIFER'S FRIEND/....WHERE THE GROUPIES KILLED THE BLUES
後にヒープでも活躍する英国人シンガー、ジョン・ロートンが率いるジャーマン・ハードの名グループ、72年2nd
2,500円(税込2,750円)
YONIN BAYASHI/ISHOKU-SOKUHATSU
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドからの影響色濃い74年メジャー・デビュー作
1,190円(税込1,309円)
EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)/PICTURES AT AN EXHIBITION
ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!
590円(税込649円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Ride In The Sky |
2. Everybody's Clown |
3. Keep Goin' |
4. Toxic Shadows |
5. Free Baby |
6. Baby You're A Liar |
7. In The Time Of Job When Mammon Was A Yippie |
8. Lucifer's Friend |
9. Rock 'N' Roll Singer |
10. Satyr's Dance |
11. Horla |
12. Our World Is A Rock 'N' Roll Band |
13. Alpenrosen |
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第二十七回 LUCIFER'S FRIEND『SNEAK ME IN』(ドイツ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
オルガン・ロック、フュージョン、ごった煮風・・・なんでもありのジャーマン・ジャズ・ロックを探求!
ジャーマン・ジャズ・ロックの「なんでもあり」な魅力をお伝えすべく、様々なタイプの作品を集めました!
壮大なハード・ロック!?〜管弦楽器やメロトロンを取り入れたドラマチックなハード作品をセレクト!
管弦楽器、メロトロン、オーケストラ・・・ハード・ロックながらもプログレ並のスケール感を誇る壮大な作品を選んでみました。
ユーライア・ヒープ & special guestルシファーズ・フレンド来日公演(1/17)ライブレポート
1月16日と17日にクラブチッタ川崎で行われた、ユーライア・ヒープ featuring ルシファーズ・フレンド来日公演の17日のライヴに行ってまいりました!オリジナル曲の動画を交えて、ライヴの模様をお伝えいたします!
突っ走るジャーマン・メロディアス・ハードと言えば、スコーピオンズとこのグループですよね!このスリリングな急展開とハイ・トーンのドラマティックなヴォーカル。グッときっぱなし!
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フラムピー、バース・コントロールと同じ年デビュー(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
カケレコさんの紹介文で、「イン・ロック」と同時期という記述を読んで、…たしかにそうだと思いました。まだ、世の中が相対的にブルーズをヘビーに演奏して、それを「ハードロック」と呼んでいた時期のこと。これだけブルーズの匂いのしないハードロックを演奏できていた、というのは奇跡かも知れません。ドイツでハードロックをやっていたバンドは雨後の筍のように多く、勢いでは英米を上回っていたと思います。ドイツという国柄で、ブルーズを離れて、クラシック寄りの高速演奏を得意とするバンドも多かったです。
ジョン・ロートンの声がすごいです。ハイ・トーンでこれだけ歌える人は滅多にいません。独特の暗さと湿り気があります。彼らがあまりにヒープ、パープルに似ているのでなんとなく割り引いて聴いてしまっていますが。彼らが何をヒントにこの音にたどり着いたのか不思議でありますね。ギターがソロを抑え、ざくざくとしたリフで押してくるところ、ハモンドが暴れるところ、それに増して悲観的なメロディが個性的です。
バンド名の由来「ルシファーズ・フレンド」という曲があります。工場のノイズから始まる、ダークで陰惨な曲です。ブラック・サバスとも同じ時期。オカルトとロックを近づけるということもやっていたわけです。2023.06.08