盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 複数ケースツメ跡あり、ケースにスレあり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
幅広いファン層におススメ出来る(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
前作「HAREM」から5年かけて発表された08年作品。
クラシカル・クロスオーヴァーの先駆けであるSARAH BRIGHTMANの本領発揮と言える幅広い選曲で、クラシック(マーラー、ホルスト)、ポップス(SISSEL、FAITH HILL)、映画使用曲などに加えてオリジナル曲も収録されている。
序曲とも言える「ゴシックの夢」に導かれて始まる2曲目の「嘆きの天使」は「クエスチョン・オブ・オナー」を思わせるようなドラマティックな曲で、アルバム・タイトル「SYMPHONY」を体現しており、SARAHのファンを一瞬にして虜にすること間違いなし。
ゲストで参加しているアーティストも素晴らしく、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」以来となるANDREA BOCELLIとは名曲「大いなる世界」を歌い、ポケモンの映画主題歌であるという「ビー・ウィズ・ユー」ではPAUL STANLEY(KISS)と共演している。
「パシオン」でデュエットしているFERNANDO LIMAは全く知らなかったけれど、ラテン・ポップ界の人らしく男性とは思えない程の高音でSARAHとの美しいデュエットを披露。
私はが持っている日本盤にはボーナストラックとして「禁じられた色彩」が入っている−これも知らなかったが、DAVID SYLVIANとのコラボレーションによる「戦場のメリークリスマス」メインテーマのリメイクが原曲らしい−。
SARAHのファンには無条件におススメなのだが、聴き覚えのある曲(メロディ)がたくさん収録されているので、クラシック・ファンや女性Voファン、彼女を知らなかった人にも是非聴いてみて欲しい。