「音楽歳時記」 第百回 妙な記念日だよ全員集合! 文・深民淳
季節の移り変わりに合わせて作品をセレクトしてきた、音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。第100回目となる今回が最終回となります。どうぞお楽しみください。
BADFINGERから出発する、英パワー・ポップ・セレクション
英国の様々なパワー・ポップの作品をピックアップしてまいります!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
GLAMCD105(7T'S)
英国出身のグラム・ロック/ハード・ポップ・バンド、SWEETの後期三作品がデジタル・リマスターで復活!ボーナストラック3曲含む、全12曲
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
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わたしは英国盤、米国盤、日本盤を持っている(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしの所持しているこのCDは1988年のもの。「デソレーション・ブールバール」には英国盤と米国編集盤があり、このCDは米国編集のものです。驚くなかれ、カバーアートはヒプノシスです。泣く子も笑わせるヒット・メイカー・コンビのチャプマン=チンに反旗を翻し、自作曲で勝負するようになったのはこの時期から。ヘビーなギターとリズムを基調としながらとても覚えやすい曲たちで、全盛期のアバにも比肩できると言ったら言い過ぎでしょうか。2007年に再度出た、ということは、米国サイドはこのバージョンをなくす気がないのですね。
スイートは、現在アンディ・スコット一人がこのグループ名を名乗っており、活動基盤は米国です。で、相変わらず「フォックス・オン・ザ・ラン」をアンコールで演奏しているようです。ティーンエイジのためにあるような名曲でしたが、初老のメンバーがこれをやるというのは、なかなか趣があります。むろんこの曲を知らない人がいましたら…もう、知らないか…。中学校のとき友人が音楽室で大音量でかけていて、廊下に立たされていましたな…。
実は名盤の「ギブ・アス・ア・ウインク」よりも、「ブールバール」のほうが統一感と勢いがあります。音楽神が舞い降りていたのでしょうな。ほとんど同じパターンの曲なのに、全部覚えられるというのは、ベイ・シティ・ローラーズみたいなものです。さあ、いっしょにアホになりましょうや。