03年結成、フランスの新鋭シンフォ・バンドによる11年作。オルガンを中心とした、ゴシック調の重厚感溢れるキーボードが全体を覆うアンサンブルの中を、英詞ながらもフランス特有の聴き手に訴えかけるような説得力を持つヴォーカルが耽美に歌い上げるクラシカル・シンフォニック・ロック。メランコリックなアコギ爪弾きや憂鬱に響くストリングスなど押さえた場面での豊かな表現力と、クラシカルな気品を纏いつつもエネルギッシュに突き進む場面での爆発力が調和する中で生まれる、ドラマティシズムが見事な一枚。これはかなりの力作です。
EGGレーベル屈指の傑作と言われる78年唯一作、HELDONのRichard Pinhas&Francois Augerが参加したエレクトロ系フレンチ・プログレの逸品
2,480円(税込2,728円)
CARPE DIEM『CUEILLE LE JOUR』から出発、幻想のフレンチ・シンフォ探求?
フレンチ・プログレの傑作CARPE DIEMの2ndから、幻想のフレンチ・プログレ名盤を探求します!
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