PP152(PAISLEY PRESS) 【2020年発売CD】
デジタル・リマスター。
シンセやチェンバロが折り重なるクラシカルな鍵盤と、生き生きしたポップなメロディの組み合わせが魅力的だなぁ。そしてそれらをゆったりと覆うメロトロンがまた絶品!
ビート・ポップ・バンドSHOWMANに在籍したオーストラリア出身キーボーディスト/コンポーザーが残した74年のプログレ作品。シンセやチェンバロが折り重なる、クラシックの素養を感じる気品高いプレイと、生き生きしたポップなメロディの組み合わせが魅力的。そしてそれらをゆったりと覆うメロトロン...。英国ポップ・ロックに通じる緻密でジェントルな音作りと、メロトロンの音色に現れたオセアニアらしい大らかさのコンビネーションがとても心地いいです。「愛すべき」というワードがぴったりのキーボード・シンフォの逸品。
NAUTILUS/20000 MILES UNDER THE SEA
スイス、70年代初頭のブリティッシュ・ロックを思わせる端正かつ哀愁に満ち満ちたプログレ逸品、78年作1st
2,290円(税込2,519円)
後年チェンバー/シンフォ・バンドTIEMKOで活躍するフランスのドラマー、MAGMA+GGとも言えちゃいそうな80年ソロ作!
2,290円(税込2,519円)
世界のプログレ系キーボーディストによるソロ作&リーダー作を探求!
マイケル・クアトロをはじめとする、世界のニッチな実力派プログレ・キーボーディストによるソロ作/リーダー作を探求したいと思います☆
エニド『エアリー・フェアリー・ナンセンス』から出発、キーボードが活躍するクラシカル・プログレ探求☆
エニドから出発して、キーボードによるオーケストレーションが楽しめる作品やクラシカルなキーボード・プログレ作品を見ていきたいと思います☆
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Madden & Harris と Sebastian Hardie のギャップを埋めるメロトロン♬(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
伊太利のCelesteの壊れるような繊細さでもないし、独逸のWind "Morning"の牧歌的な色とも違う。もちろん北米のマイケル・クアトロの豪快さでもないし、英吉利のSpringの哀愁にも似てるようでちょい違う。本作の鳴りっぱなしのメロトロン、やっぱりオセアニア産というしかない。
オセアニアのメロトロンはSplit Enz、Alastair Riddellといったグラム系からセバスチャン・ハーディーはもちろんのこと、AlephやRagnarokのシンフォ系まで。共通して感じるのは雄大な大地の香り…かなぁ。行ったことないから妄想です。うまく言えません。
リズムセクションがしっかりしてるから、鍵盤奏者のソロというよりもバンドの作品と思えるほど。他にもソロ作がありますから、ぜひ聴いてみたいですね。
現在はOSTが主要みたいです。