GTR181(GREEN TREE) 【2020年発売CD】
フロイドからの影響を感じさせつつ、ジャーマン・シンフォらしいスペーシーさや無骨な温かみも感じさせるサウンドが魅力。ドイツのベテラン・バンドによる20年作12th!
88年に結成されたジャーマン・プログレ・グループ、20年作12th。憂いを帯びた内省的なサウンドやトータル・アルバム的な構造などフロイドからの影響を強く感じさせつつ、無骨さやアクの強さといった「ジャーマンらしさ」をたっぷり含んだ作風が魅力。ゴリゴリと分厚いトーンで叙情的なメロディを奏でるオルガンにぶっといギターが重なるパートは哀愁のハード・ロックの如しだし、煌びやかなピアノやスペーシーなシンセが登場すればロマンチシズム溢れるジャーマン・シンフォ・テイストを感じるし、一曲の中に様々な展開を詰め込んだこの「ゴッタ煮感」も実にジャーマン的。良い意味でスタイリッシュすぎない、叙情的で温かみあるアンサンブルが味わえる好盤です。
ANTONY KALUGIN/MARSHMALLOW MOONDUST
KARFAGENやSUNCHILDを率いるウクライナ出身の才人による20年ソロ作、つややかなシンセサイザーを主体とする色彩感あふれるシンフォニック・サウンドが至福!
2,090円(税込2,299円)
OCARINAH/PREMIERE VISION DE L'ETRANGE
カルプ・ディアンに通じるほの暗い幻想美を持つフランスのキーボード・トリオ、77年に自主制作された唯一作
2,290円(税込2,519円)
ポーランド、ORGANIC NOISESのギタリストとキーボーディストによるグループ19年作、目の覚めるようにテクニカルで鮮やかなジャズ・ロック傑作!
2,290円(税込2,519円)
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