KARFAGEN〜SUNCHILD〜HOGGWASHなど数々のプロジェクトを率いて優れた作品を続々とリリースしている、90年代以降のウクライナを代表するミュージシャンAntony Kaluginの中心に位置づけられるプロジェクト。プログレファンから高く評価された06年デビュー作に続く07年作の2nd。1stでのニューエイジ色は薄まり、その分、中期キャメルとアラン・パーソンズ・プロジェクトとが出会ったような、しとやかな叙情性が際立っている印象。1stにはなかった要素として、アコーディオンがフィーチャーされていて、フルートとともに土着的なフレーズでウクライナならではの音像を描き出しています。シンフォニック・ロックにエスニックなエッセンスを加えつつも、透明感溢れる洗練されたサウンドに仕立てるカルゲンのセンスは相変わらずで魅力的。本作は多数の演奏者を迎えて制作されていて、曲によってはジャズ・ギターも入るなど、1stより表現の幅が広がっているのも特筆です。一部、女性によるコーラスが入りますが、明確なヴォーカルはなく、基本的には前作と同じくオール・インスト。1stからわずか1年というスパンとは思えない、カルゲンのコンポーザー、アレンジャーとしての並外れた創造性が発揮された名作です。
ウクライナ出身のコンポーザーAntony Kalugin率いるソロ・プロジェクト、映像喚起的でイマジネーション溢れる2014年のシンフォ傑作
2090円(+税)
カケレコスタッフの日々是ロック:ジェネシス影響下の気品あふれる新旧プログレたちを探求♪
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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第15回 KARFAGEN / Lost Symphony (Ukraine / 2011)
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90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
KARFAGEN〜SUNCHILD〜HOGGWASHなど数々のプロジェクトを率いて優れた作品を続々とリリースしている、90年代以降のウクライナを代表するミュージシャンAntony Kaluginの中心に位置づけら ... 続き
デジパックに若干角つぶれがあるため、値引きセール品になります。
今までの作品以上に幻想世界に振れていて、キャメルやカイパのファンには宝物と言えちゃうなぁ。オルガンとメロトロンの中間に位置するようなコロコロと愛らしくもツンツンと尖ったキーボードの音色が最高。
今までの作品以上に幻想世界に振れていて、キャメルやカイパのファンには宝物と言えちゃうなぁ。オルガンとメロトロンの中間に位置するようなコロコロと愛らしくもツンツンと尖ったキーボードの音色が最高。
レーベル管理上、デジパックに若干圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
ファンタスティックなジャケの通りの圧巻の幻想絵巻だなぁ。まるで音で絵を描くような感じ、ロイネ・ストルトばり!
なんと、前作から1年を待たず届けられた11th!THE FLOWER KINGS影響下のサウンドをベースに、幻想のカーテンをなびかせるシンセ、ハケットからロイネまでを自在に行きかうギター、語り部のように丹念な男女Voらがファンタジックに織り上げる、さすが極上の一品!
ウクライナ出身の才人Antony Kalugin率いるシンフォ・グループ。彼らの作品中でも屈指の人気を誇る2作品、10年作『SOLITARY SANDPIPER JOURNEY』と11年作『LOST SYMPHONY』に、09〜17年 ... 続き
ロイネ・ストルトにも通じる音を描くセンスを持ったウクライナ出身の天才。「アブストラクトな幻想美」と言える静謐でいて温かなシンフォニック・ロックは「逸品」という言葉がぴったり。
ロシア式アコーディオン「バヤン」が全編でフィーチャーされていて、これ、プログレ史上初のバヤン・プログレ傑作だと思います!
ウクライナ出身の才人Antony Kaluginが率いる注目シンフォ・グループ。またまた素晴らしい出来栄えの19年作10th。そのサウンドを一言で言い表すなら「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」!?→
デジパックにつぶれ・トレーが割れて欠損があるため、値引きセール品になります。
ウクライナ出身の才人Antony Kaluginが率いる注目シンフォ・グループ。またまた素晴らしい出来栄えの19年作10th。そのサウンドを一言で言い表すなら「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」!?→
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ウクライナ産幻想のシンフォニックバンド(6 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
07年2nd
ウクライナのプログレシーンでは1人勝ち状態のKARFAGENの作品。
早くもリリースされた2ndですが、前作同様に素晴らしい出来です。
KARFAGENのサウンドは煌びやかなキーボード、澄み切った空気感、
そして普遍性を持ったメロディアスさが特徴ですが、この2ndでも
その長所は存分に生かされており、質の高いシンフォニックサウン
ドを披露しています。1stと比べると民族的というか、エキゾチッ
クさが増したような印象であり、もともと持っていた瑞々しさと溶
け合い、上質のリラックスした空間を作り上げています。
力の抜けたシンフォニックサウンドをベースにしつつ、垂れ流しに
ならない引き締まった雰囲気も持ち合わせた素晴らしい作品。