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MIKE VERNON

BIGPINK633(BIG PINK) 【2019年発売CD】

紙ジャケット仕様。

評価:40 1件のレビュー

フリートウッド・マックやチキン・シャック、サヴォイ・ブラウンを手掛けた英ブルース・ロックの立役者ながら、その歌声は繊細で優美。イアン・マシューズ作品に通じる、軽やかで英国情緒たっぷりな一枚。

英ブルース・ロック・シーンを支えた名プロデューサー/ミュージシャン、71年作、ロリー・ギャラガー/ポール・コゾフが参加

Fleetwood MacやChicken Shackなどを輩出した英ブルース・ロックの名門レーベルBlue Horizonの創始者であるMike Vernonによるソロ。バックはJELLYBREAD。71年作。跳ねるビートを刻むギターに柔らかく響くペダル・スティール・ギター、軽やかでご機嫌なピアノ、そしてマイクのボーカル。ブルース・ロックの立役者であるマイクですが、その歌声は「ブルージー」というよりは、まるでイアン・マシューズのような英国然とした繊細さがあります。その優美なボーカルで歌われる軽快なブルース・ロックは、耳ざわりが良く洗練された、妙に心地よい響き。マイク作の「Mississippi Joe」などは、その上品なサウンドからミシシッピ川よりもテムズ川が浮かんでしまいます。彼のプロデュースした英ブルース・ロックとは全く違った、英国人ならではの「ブルージー」な一枚です。

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レビュー一覧

評価:4 なぜスタン・ウェッブやキム・シモンズが参加していないんだ?(5 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

英国のブルーズ関係者でマイク・バーノンのに足を向けて寝られる人はいないはずです。マックもサボイもシャックも、もっと言えばブルーズ・ブレイカーズだって彼なしで成立していません。聞けばブルー・ホライズン設立前に、バーノンはデッカ・レコードのブルーズ担当だったようです。チャンピオン・ジャック・デュプリーの英国滞在時期の担当もしていたとか。このソロ作は、長年の功績に対してボーナスを受け取ったような印象が強いです。アーティストとしては今いちかも知れません。

バーノンの自作曲が大半で、泥臭さより英国趣味の出たブルーズ・テイストのビート・ポップです。バーノンはベース、リズム・ギター、ボーカルをやっています。メインでリード・ギターを弾いているのはリック・ヘイワードという人。スタジオ・ミュージシャンらしくバーノンの曲想に合わせて器用にいろいろなギターを弾き分けています。もしシカゴ・ブルーズ一辺倒だったらどうしよう、と思われているかたはご心配なく。もっと多彩な音楽なので飽きることもありません。

ロリー・ギャラガーの参加する5.Come Back Baby は、小曲の雰囲気であまり印象に残りません。問題はポール・コゾフが弾く10.My Say Blues です。性急なビートにザクザクしたバーノンのギターが小気味よい曲で、コゾフはほぼ最初から最後まで感覚的なソロを弾き続けています。それもノリノリで。フリーのファンのかたでしたら、この1曲のために購入する価値はあるのではないでしょうか。

ナイスレビューですね!