LRCD103(LOVE)
北欧のニッチ・ポッパーと言えばこの人ですよねえ。この胸を打つメロディと繊細なアレンジ、エルトン・ジョンやトッド・ラングレンなんかと並べても全く遜色ない素晴らしさ!
WIGWAMのヴォーカリスト、74年作の2ndソロ。STACKRIDGEや10ccあたりに通ずる哀愁溢れるメロディと親しみやすいヴォーカル、牧歌的なテイストを持った親しみやすいアンサンブル。ピアノの弾き語りによる楽曲では、Elton Johnなどに通ずるシンガーソングライター然とした洗練されたサウンドも聴かせています。北欧を代表するポップ・クリエイターと言っても過言ではない、北欧ニッチ・ポップの逸品。Pekka PohjolaやJukka Gustavsonなど、WIGWAMのメンバーが参加。牧歌性の中に確かなテクニックとセンスが光るアンサンブルも特筆もの。
ビートルズをはじめとしたブリティッシュ・ポップの影響を軸に、ザ・バンドなどルーツ色あるアメリカン・ロックも取り込みつつ、北欧伝統の舞踏曲のエッセンスも盛り込んだ、痛快かつ哀愁いっぱいの北欧ロック作品をセレクト!
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コレも、おもいっきり「青の時代」!聴いてて涙がでました。(2 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
70年代でビートルズやることの勇気、相当の覚悟が必要だったと思います。
まねしんぼ、とか売れ線狙いとかメチャクチャ叩かれたはず。
今みたいに堂々と「ビートルズに影響されました」なんて言えば、「越えれるわきゃないだろ!」と言われて。
それでも、大好きな先人に少しでも近づきたいといった気持で一杯だったと思いますね。
リアルタイムで大先輩の音に触れてきた人たちの遺産こそ「ビートルズの遺伝子」として大切にしなきゃいかん!と思ってるんですが。
ストレンジ・デイズもパワー・ポップの類を重宝する前にこういった再発盤を前面にプッシュしなきゃ、ね?
シンフォとかクラシカルとかのプログレじゃない。でも、ビートルズをプログレと思ってる私にとってはプログレです。
当然、QUEEN、WHO、KINKSだって私にとってはプログレなんです。
チューリップやガロだって、みんなビートル小僧だよな。
ひとりでも多くのリスナーさんに聴いてもらいたい、と願ってやまないのが Klatuu 、Wigwam、そしてJimPembrokeの諸作です。
ビートルズ同様、一生付き合っていける音、なんだけど・・・。
ニッチになる前に(私にとっては王道なんで)、XTC並の評価をしてください!お願い!