ローラ・ニーロ『ニューヨーク・テンダベリー』から辿る、「都会の孤独」を描いたSSW作品
人々が大勢行き交う大都会で感じる「孤独」を、音楽で表現した米SSWの作品をピックアップいたしました。
MEET THE SONGS 第63回 ルー・リード の『ニューヨーク』
ルー・リード の代表作、社会的メッセージを前面に出した『ニューヨーク』をピックアップ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 4枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、若干圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケース不良、ソフトケース跡あり、ソフトケースに入れてあります
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に若干スレあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に若干汚れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ルーのユーザーだけでなく、イエスのユーザーにもおすすめ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ルー・リードのソロ・デビュー作は、新曲が用意された周到なものではなく、ベルベット時代のセッションの中から曲を完成させることが優先されました。いくつか新しい試みはあります。例えば「ベルリン」です。のちにアルバム一枚を使って語られるテーマの発芽はここにあります。ベルリンというテーマは、ドイツ生まれのニコの残り香と不可分なものでしょう。「ライド・イントゥ・ザ・サン」は、スティーブ・ハウのギターが美しい劇的な曲に仕上げられています。イエス・ミーツ・ルー・リードと言いたくなる、不思議な英国感覚があります。
このアルバムはリードが単身英国にわたって、セッション音楽家と制作されました。残念なことに曲ごとに演奏にばらつきのあるものになっています。やはりルー・リードの中に、ストーンズ、ロッド・スチュワート、デイビッド・ボウイに対する憧れがあっての渡英だったのでないでしょうか。アルバムを重厚にしている1曲が 「オーシャン」です。この曲での海は優しいものではなく、人生を狂わせる恐ろしいものとして歌われています。でも逆らうことはできない。抵抗したいのだけど、成すすべもない、という彼の詩作でこの後よく出てくるパターンです。ゴボゴボという音と相まって、とても暗い気分になる曲です。
わたしは80年代にルー・リードをよく聴いていました。このファースト作が売ってなくて、ほうぼう探した記憶があります。「トランスフォーマー」や「ベルリン」を聴く前に出会っておきたかった作であります。2021.10.27