TOCP67515(EMIミュージック・ジャパン) 【2004年発売CD】
紙ジャケット仕様、04年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲、定価2476+税。
ちきしょうペイジのやつ。ハード・ロック元祖は俺たちジェフ・ベック・グループだ。ジェフのキレっキレのギター、ロッド・スチュワートの熱いシャウト・ヴォーカル、思わず体が揺れるグルーヴ!この曲、最高!
驚愕のスーパー・ギタリスト、ジェフ・ベックがロッド・スチュワート、ロン・ウッド、ニッキー・ホプキンス達と組んだ世紀のスーパー・グループ。1969年発表の歴史的名盤。
「胸いっぱいの愛を」「ハートブレイカー」を含む69年2ndアルバム、英米チャート1位を獲得、彼らの名を世界に知らしめた超傑作!
490円(税込539円)
ハード・ロック黄金時代の到来を告げた69年デビュー作!
ポール・マッカートニーに見初められアップルと契約したウェールズ出身SSW、代表曲「Those Were the Days(悲しき天使)」収録の69年デビュー作
全英/全米で1位を獲得した69年作
69年作、ロック・オペラの原点にして頂点!
「青い影」に匹敵するドラマチックな表題曲を含む69年リリース3rd
英エレクトリック・トラッドの代名詞的グループ、次作と並びバンドを代表する傑作、69年3rd
英国フォークの貴公子、69年作、名盤!
エリック・クラプトン/ジンジャー・ベイカー/スティーヴ・ウィンウッドらビッグネームが集結するも半年という短命に終わったスーパーグループ、69年唯一作
69年1stソロ
レコード・コレクターズ増刊「ジェフ・ベック・アンソロジー」をご紹介いたします!
2月13日に発売されたレコード・コレクターズ増刊「ジェフ・ベック・アンソロジー」をご紹介します。
ちょうど45年前の8月にリリースされたジェフ・ベック・グループ『トゥルース』
今からちょうど45年前の1968年8月にリリースされた、ジェフ・ベック・グループの『トゥルース』をピックアップ。
ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
ピアノのイントロから「デューン」と切れ込むベックのギターのエッジ。たまりませんね!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 一部に若干黄ばみあり
ピアノのイントロから「デューン」と切れ込むベックのギターのエッジ。たまりませんね!
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丁々発止(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ハードロックの様式を確立した教科書みたいなアルバムで、ジェフ・ベックの頭にあったのは、エルビス・プレスリーをバニラファッジのスタイルで演奏することだったようです。つまりロックンロールからボーカルのイニシアチブを一段下げ、ジャムの要素を加え、作曲、演奏ともにメンバーの緊張を維持するという構想です。ところが、ジェフのソロがあまりにアバンギャルド過ぎるため、対応するメンバーが誰もいない、という空振りがえんえん続くというアルバムでもあります。
ロッド・スチュワートは、この時期のジェフが相当怖かったらしく、目を合わせることが出来なかったと語っています。ロン・ウッドにいたっては、フェイセズのファーストアルバムのカバーで、「ギターの弾き方初級読本」を読んでいる、という反抗を行っています。ギターの腕をバカにされたであろうジェフに対するあてつけです。二人はジェフの望外のアイデアについていくのがしんどかったんでしょう。
ジェフがこのスタイルに行き着いたのは、彼が歌えなかったからだと考えています。ブルーズ・ミュージシャンの場合、自ら歌うのでギターを伴奏としてまず考えます。ジェフは、伴奏でいることに我慢が出来なかった。レッド・ツェッペリンのファーストでもペイジは、ロバート・プラントに叫ぶことしか許していないですから、歌えないギタリストの発想は似てくるものなのかも知れません。ロッド・スチュワートが唯一歌わない「ライス・プディング」は、まさにアバンギャルドなジャムです。ニッキー・ホプキンズが途中きれいなパートを演奏するのを例外として、メンバーがお互いを削り合うような演奏を繰り広げ、最後はぶっつりと終わってしまいます。