FGBG5010(MUSEA) 【2018年発売CD】
ボーナス・トラック2曲。
CARAVAN×BRIAN AUGER×スペース・ロック!?70’s英国ジャズ・ロックの遺伝子をこれでもかと受け継いだイタリア新鋭グループ!
伊ハード・ロック・グループSTANDALTEのドラマー/ヴォーカリストDaniele Caputo率いるプログレ・グループ、18年作4th。ヴィンテージ感あふれるハモンドやメロトロンをこれでもかとフィーチャーし、バンド名の通り60〜70年代の英ロックさながらの叙情的なサウンドを展開する彼ら。本作ではダイナミックなハード・プログレ色の強かった過去作に比べて洒脱なジャズ色がかなり強まっており、CARAVANやBRIAN AUGER'S OBLIVION EXPRESSあたりを思い出さずにはいられない暖かみいっぱいのオルガン・ジャズ・ロックを聴かせています。ブライアン・オーガーのようにコロコロと転がるモッズ・テイストのハモンドに、デイヴ・シンクレアへのリスペクト溢れる甘いファズ・オルガン。70年代の英国ジャズ・ロック憧憬をベースに置きつつも、スペーシーにたゆたうシンセや轟々と鳴るメロトロンも豊富に重ね、ファンタジックかつ重厚な奥行きを感じさせる彼らならではのサウンドに仕上げているのがまた見事。英国オルガン・ロックやカンタベリー・ロック・ファンは要注目の逸品です。
IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA/IO COME IO
名作「汚染された世界」で有名なイタリアン・ロック・グループ、72年作2nd、イタリアン・ハードの良作
1,490円(税込1,639円)
LOOKING-GLASS LANTERN/A WORLD OF GREAT INVENTION
英国の気鋭マルチ奏者/コンポーザーによるソロ・ユニット、開始15秒でGENESISファンにんまりの20年作3rd♪
1,290円(税込1,419円)
70sプログレ&ロック・ファンに聴いてほしい、先人へのリスペクトに溢れたヴィンテージな新鋭特集!
今回取り上げるのは、70年代プログレ&ロックへの憧れと敬意を感じさせるヴィンテージなサウンドを鳴らすバンドたち。厳選してピックアップ!
ヴィンテージなハモンドの音色をめいっぱいフィーチャーしたおすすめの新鋭プログレ・グループ達をご紹介!
シンフォニック・ジャズ・ロック!?特集〜テクニカルかつファンタジックなジャズ・ロックをセレクト!〜
CAMELやHAPPY THE MANを起点に、アグレッシヴな技巧性とファンタジックな旋律を両立させた古今東西「シンフォ・ジャズ・ロック」を探求!
カンタベリー・フィーリングを持つイタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループたち!
カンタベリーのDNAを受け継ぐ魅力的な新鋭グループがイタリアから登場していますので、ピックアップいたしましょう!
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ジャケがどんどんシンプルになってるけど中身は濃い目!(3 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
1st London Underground...2000年、ジャケはバンド名通り、スィギング・ロンドン。スペインの歌姫、リア・パミーナ嬢もジャケは好き(だと思う)。だけど中身はぶいぶいだった。
2nd Through A Glass Darkly...2003年、最近流行りの虫ジャケでヴォーカル曲も多く、かなりの傑作だった。とても伊太利モノとは思えない。
3rd Honey Drops...2010年、カケレコさんで購入。最初はこれが1stだと思ってた。だって前作のインフォは目にしてなかったし、7年も経ってるし。ましてやプログレ化したサバスみたいな伝説のバンド、Standarteの太鼓叩きが参加してたなんて知らなかったし。3rdから太鼓は交替してますが。とにかく気に入ったから1st、2ndと探しまくる羽目に…。
そして前作から8年後、忘れたころに復活作登場。唄抜き鍵盤HR。ジャケはGracious!みたいに更にシンプルになってるけど、メロトロン入りインストHRは濃い目の出汁が効いた、やっぱり70年代ヴァーテイゴ系の音でした。