ブラジルのグループ、05年作。手数多くアグレッシヴなドラムと疾走するリッケンバッカー・ベースに引っ張られるように、ジャズ/フュージョン・タッチのテンション溢れるギターとシンフォニックな分厚いシンセがスリリングなバトルを繰り広げる、テクニカルなシンフォ・プログレ。畳みかけるだけではなく、南米らしいたおやかなアコギ・アルペジオ、流麗なフルート、クラシカルなハモンドなど、「引き」のセンスも見事。緩急自在にめまぐるしい展開で息もつかせないドラマティックな名作。オール・インスト。
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