88697343652(SONY BMG) 【2008年発売CD】
アルゼンチン出身の映画音楽家ルイス・バカロフがオケアレンジを担当した伊ロック3大傑作の一枚ですね。持ち前のハードロック魂とクラシカルなストリングスとのぶつかり合いが熱い!
イタリアン・ハード・ロックグループとしてその歩みを始め、NEW TROLLSの名盤「Concerto Grosso N.I」のオーケストラ・アレンジで有名なLuis Enriquesz Bacalovの協力により名盤を生み出すこととなるプログレッシブ・ロックバンドの73年3rd。前2作でゴリゴリのハード・ロックを放っていた彼らが突如としてオーケストラと融合。イタリアン・シンフォニック・ロックの名盤を作り上げた本作は、Luis Enriquesz Bacalovのストリングス・アレンジが発揮された素晴らしい内容となっており、彼らの持ち味であったハードでダイナミックなロックのアンサンブルとクラシカルなテイストがぶつかり合いながら交じり合う名盤。濃厚なイタリアン・ロックの全てを詰め込んだ必聴作となっています。
QUELLA VECCHIA LOCANDA/IL TEMPO DELLA GIOIA
74年作、クラシックの豊かな素養を発揮する美麗ヴァイオリンをフィーチャーした、イタリアン・クラシカル・ロックを代表する傑作!
950円(税込1,045円)
オリジナルにも引けを取らない、イタリアン・ロック名盤のリメイク作品を探求!
近年イタリアのベテラン・グループによって立て続けにリリースされている、70年代作品のリメイク・アルバムを探求♪
イタリアを筆頭に、重厚なダイナミズムと熱気に満ちた世界各国の新旧ヘヴィ・シンフォをピックアップいたしました!
バッハの旋律が使われているプログレやロックの楽曲を集めてみました。
『イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 2013』2日目 ROVESCIO DELLA MEDAGLIA&FORMULA 3ライヴ・レポート
4月26日より3日間にわたって開催された「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 2013」。11年より開催され、今年最終章を迎えた本フェスですが、その最終章を飾るにふさわしい6組のバンドが熱演を繰り広げてくれました。本日はその2日目に登場した、Roviscio Della MedagriaとFormula 3のライヴレポートをお届けいたします!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリアン・ロック屈指の人気バンドが、発表から50周年となるデビュー作をリアレンジして再録!音の重みとキレがグッと増した重厚かつ奥行きあるサウンドが、聖書を題材にした本作に相応しい風格を生み出していて圧巻です!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリアン・ハード・ロックグループとしてその歩みを始め、NEW TROLLSの名盤「Concerto Grosso N.I」のオーケストラ・アレンジで有名なLuis Enriquesz Bacalovの協力により名盤を生み
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一気に聴かせます(3 拍手)
タンジェリンドリームさん レビューをすべて見る
最初は、英輸入盤のLP。当時にしては音質が良かった。次々に繰り出される静と動の圧巻な楽曲は結構インパクトありました。
スペインのMezquita - Recuerdos De Mi Tierraを最初に聴いた時、この出だしの迫力が被りました。
その後、イタリア語のCDに買い換え。
レコード盤と違って、裏返さずにそれこそ一気に聴けて良かったですね。
今、フールズメイトの事を書いてご存知の人ってどれくらいいらっしゃるか分かりませんが、そもそもこれを買ったのも当時のフールズメイトのスペシャルストックにて紹介されていたから、です。
まあ、昔は、結構冒険をしなくてはならないケースがありましたね。
個人的には、歌に関しては英語のが良かった。
弦楽とヘビーロックの格闘(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ、略称RDMの3作めでラスト。ヘビーロックが信条であった彼らがヨハン・セバスチャン・バッハの人生に取り組んだ意欲作です。曲中にバッハのモチーフが頻繁に繰り返され、「ヨハン」という曲まであります。この作品の特色は、ニュー・トロルズ「コンチェルト・グロッソ」、オザンナ「ミラノ・カリブロ・ノヴァ」に続いて、映画音楽作家のルイス・エンリケス・バカロフが交響楽を導入し、作曲にまで関与していることです。バカロフという人は、個性あるヘビーロックが好きだったようです。ギターはヘンドリクスの影響ありありですし、重いリズム・セクションはよく変拍子に耐えています。重々しいコーラスに素晴らしい弦楽が重なる部分は、(好き嫌いはあるかもしれませんが)圧倒的です。
改めて思うのは、この時代のイタリアの百花繚乱ぶりです。民族系老舗レーベルのフォニット・チェトラ、PFMのヌメロ・ウノ、新興のマグマ、追いつけ追い越せのポリドール。先行レーベルに負けじとRCAが力を入れたのがメダーリァでした。伊ヘビーロック好きにとって無視できない作品です。