YONIN BAYASHI/ISHOKU-SOKUHATSU
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドからの影響色濃い74年メジャー・デビュー作
3,790円(税込4,169円)
ハル・ブレインがドラムを叩いた膨大な楽曲の中から、いくつかピックアップいたしました。
アメリカのポップスを支え続けた職人ベーシスト、ジョー・オズボーンの特集です。
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あえて明かすとわたしは「ウィルソン・フィリップス」は全部持っている(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ビートルズの「アイ・コール・ユア・ネイム」をカバーしていて、途中まで凡庸であるものの、後半コーラスが始まった途端に全く別の曲のようになってしまいます。改めて彼らの武器のすごさに恐れ入ります。わたしは「マンディ・マンディ」が異常に好きで、月に一度はこの曲だけ聴いているでしょうか。オープニングも鳥肌ですし、テンポが途中で変わって性急感が増すコーラス部分も大好きです。キャス・エリオットは、幼少期に聖歌隊に属していたのだろうと推測しておりますが、ハーモニーをつけることにかけては天才だったと思います。
彼らの音は、60年代のカリフォルニアを表す意味ではジェファーソン・エアプレインやドアーズより的確なのではないでしょうか。明るい曲、それも他人曲ばかりなのに、不思議なことです。政治的な主張も実存的なテーマもない代わりに、音だけで時代の空気を真空パックしています。ロックととても呼べないですけれど。