英米混成のバンドによる名作の数々を探求してまいります!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、ホチキス錆あり
元クリムゾンのIAN McDONALD、IFのドラマーDENNIS ELLIOTTが参加している英米混成バンドと言えば?どことな〜くクリムゾン1stの香りが漂う気がしないでもないこの曲の重厚なドラマティックさは必聴!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に色褪せあり
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♪アイ・ビーン・ウェイティン~~(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
飛ぶ鳥を落とす勢いだったバンドが、「ヘッド・ゲームズ」でつまづき、メンバー離脱も経験して背水の陣でのぞんだ作。つまづいたと言っても、全米ベストテンを逃したことぐらいで、他のバンドに比べれば十分成功しているのですから、売れるバンドはつらいよ、と言ったところかと。わたしは、薄っぺらいシンセサイザーを弾くアル・グリーンウッドが抜けたことで、フォリナーでは最も好きかも知れません。
何より「ジュークボックス・ヒーロー」が入っています。バンドがアリーナでリハーサルしていたとき、ずぶ濡れになりながら会場外で音を聴き続けていたファンがいたことからできた曲だとか。おそらくはホームレスの青年だったのでしょうね。メンバーは感激して、ノー・チケットにも関わらず、彼をバックステージまで案内したのだそうです。フォリナーでは珍しく力のある曲で、わたしはこの逸話を聞いて納得しました。こうした話が生まれること自体、バンドに神が舞い降りていた証拠です。シークエンサーは、ラリー・ファストです。コーラスはイアン・ロイド先生。
ほかに、驚いたことにシンセサイザーを弾いているのが、トマス・ドルビー。たまにはライナーを読まないとだめですね。ミック・ジョーンズ氏も前3作とは違い、ハードロック・ギターに回帰していると思いますが、いかがでしょうか。