Ian Carr率いる英国ジャズ・ロックを代表するグループ。73年作の5th「LABYRINTH」と73年作6th「ROOTS」をカップリングした2枚組。エレクトリック・マイルスを彷彿とさせるフリー・ジャズのエッセンスと、Norma Winstoneのヴォーカルに代表されるような洗練されたタッチとが絶妙にバランスしたサウンドは、これぞブリティッシュ・ジャズ・ロック。インプロビゼーションが炸裂するパートでもどこか陰りがあり、柔らかく優美なフレーズが光ります。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Origins |
2. Bull Dance |
3. Ariadne |
4. Arena (Part 1) |
5. Arena (Part 2) |
6. Exultation |
7. Naxos |
8. Roots |
9. Images |
10. Caliban |
11. Whapatiti |
12. Capricorn |
13. Odokamona |
14. Southern Roots And Celebration |
COLUMN THE REFLECTION 第66回 英ジャズ・ロックの面白さに魅せられた頃の話 ? 〜ニュークリアスに始まった私のジャズ・ロック体験〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、ブリティッシュ・ジャズ・ロックをテーマに語る第1弾をお届け。 氏にとって最初のジャズ・ロック体験となったニュークリアスを中心に、ソフト・マシーンなどにもフォーカスしてまいります!
【今週のカケレコ】7/18〜7/22:オランダのLADY LAKEや英NUCLEUS、ロングセラーLOVE LIVE LIFE+1など注目作が目白押し☆
今週は素晴らしい内容の新入荷&人気タイトルの再入荷が目白押し、その一部をピックアップしてご紹介いたします♪
1970年からちょうど50年!半世紀前にはどんな名盤が生まれていたのでしょうか?まずは英国からピックアップ。
CHRIS SPEDDINGの70年作ソロ『BACKWOOD PROGRESSION』 - MEET THE SONGS 第102回
イギリスが誇るいぶし銀ギタリスト/SSW、クリス・スペディングの70年作ソロ『BACKWOOD PROGRESSION』をピックアップ!
ECLEC62663(ESOTERIC)
6枚組ボックス、各CDはペーパーケース・ブックレット付仕様、19年デジタル・リマスター
Ian Carr率いる英国ジャズ・ロックの重要グループ、彼らが70〜75年にVertigoよりリリースした全スタジオ作を網羅した6枚組ボックスセットが入荷!
ECLEC62663(ESOTERIC)
6枚組ボックス、各CDはペーパーケース・ブックレット付仕様、19年デジタル・リマスター
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スレあり
Ian Carr率いる英国ジャズ・ロックの重要グループ、彼らが70〜75年にVertigoよりリリースした全スタジオ作を網羅した6枚組ボックスセットが入荷!
エレクトリック・マイルスを受け継ぐフリー・ジャズのエッセンスと、ギターとリズム隊がロック魂を発揮しダイナミック&パワフルに迫るアンサンブルが調和するスタイルは、これぞ「ジャズ・ロック」と呼ぶべきもの。彼らがジャズ・ロック・バンドとしての完成形を提示した傑作!
レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。
VERTIGOレーベルからの最終作となったこの9th、聴いたことあるかな?ハービー・ハンコックの『HEAD HUNTERS』から70年後期あたりまでのサウンドが好きな方に、英国の作品を推薦するならコレ♪
どファンクなジャケのとおり一聴ではアメリカのバンド!?と思ってしまうジャズ・ファンクなのですが、熱気ある掛け合いが収まった瞬間、不意に見せる陰影ある表情はやはり英国のグループならでは。重厚なブラス・セクションに痺れる8thアルバム!
ソフツと並ぶ英ジャズ・ロックの名グループ、74年作。彼ららしい知的でクールなアンサンブルを軸としつつ、ジャズ・ファンク的な跳ね感やブラス・ロック風の疾走感を取り入れたサウンドが魅力です。新加入の名手Gordon Beckによる華麗なエレピも聴き所!
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ニュークリアス中期代表作と国内未発のナイスな組み合わせ(1 拍手)
柏木公園さん レビューをすべて見る
ニュークリアスが1973年に発表した2枚のアルバムが収められてるお徳なCDです。2in1ではなくディスクは2枚です。LABYRINTHはギリシャ神話のミノタロス伝説を基にしたコンセプト・アルバムです。初期2枚の素晴らしさに比べて、続くSOLAR PLEXUSとBELLADONNAは、ややマンネリ気味でしたが、このアルバムはイアン・カーの作曲能力が頂点を極めた中期ニュークリアスの代表作といえます。Rootsは、この後のクロスオーバー路線の先駆けになった作品で、近年はサンプル・ネタとして、若い世代の方に、アナログ盤が人気を呼んでます。Rootsは国内CD未発ですので、B GO recordsに感謝です。
センス抜群、お買い得(0 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
マイルスのような芯の太さと黒いうねりがないぶん、NUCLEUSには英国人らしいスマートなセンスとフリー・ジャズ的アプローチがあります。いちいちバラで集めると金額的に大変なのでこれはお買い得ですね。