74年結成、アルゼンチン・ロック・シーンにおける重要人物の一人Gustavo Montesano(Ba/Vo)が率いた名バンドの、77年ブエノスアイレスでのライヴ音源を収録した17年リリース作。エネルギッシュな中にもクラシックの気品が滲むオルガンとシンセ、隙あらば泣きのフレーズで畳み掛けてくる雄弁なギターを軸に展開する、優美さとパッションを合わせ持ったテクニカル・シンフォ・プログレは、ライヴにおいても変わらず胸を熱くさせてくれます。様式美プログレ・ハードmeetsラテン気質のノリと言える1st、より粛々とした叙情性が強まった哀愁のシンフォを聴かせる2nd、どちらのナンバーもライヴならではの熱気が注入されており、非常にライヴ映えしていて素晴らしい!
TEMPUS FUGIT/DAWN AFTER THE STORM
ブラジル新鋭、ギターとキーボードがメロディアスかつ精緻なアンサンブルを織り上げる、清涼感溢れるシンフォ名作、99年リリース2nd
990円(税込1,089円)
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
「筋トレ中に聴きたいアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
夏は薄着の季節。ちょっと鍛えたい方にうってつけの、筋トレのモチベーションが高まるような作品をピックアップいたしましたので、ぜひご覧ください。
あるときはクラシカルに格調高く、あるときはジャジーかつ芳醇に、あるときはグルーヴィーで熱量たっぷりに…。辺境地で鳴らされた個性豊かなオルガン・ロックの数々をピックアップしてまいりたいと思います。
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