MOONCD002(CARGO)
紙ジャケット仕様。
さながらジェネシスの優美なファンタジックさとポーキュパイン・ツリーの内省感あるモダン・プログレ質感を融合させたような感じ。リコーダー、チェロ、ヴァイオリンなども導入し、トラッドやクラシックの要素も散りばめたサウンドメイクの豊かさも見事!
ドラム、キーボード、ヴォーカル、プログラミングなどを務めるマルチ・ミュージシャンJens Lueck率いるプロジェクト・バンドによる17年デビュー作。冒頭のリック・ライト・リスペクトの深遠なキーボードのプレイからニヤリとしてしまいますが、アンサンブルが動き出すと、ジェネシス憧憬のファンタジックなサウンドが一気に広がりいきなり感動してしまいます。繊細なトーンで熱くエモーショナルにフレーズを弾くハケットを意識したギターは、全面参加するベテラン・テクニカル・シンフォ・バンドSYLVANのギタリストJan Petersenによるもの。ただそんなファンタジックなサウンドの中にもどこか常にうつむき加減な陰鬱さが漂っているところにドイツらしさを感じます。リコーダー、チェロ、ヴァイオリンなども導入した、トラッドやクラシックの要素も散りばめられたサウンドメイキングの豊かさも見事だし、透明感ある美声を響かせるドイツの女性シンガーIsgaardをフィーチャーしたナンバーも聴き所です。ジェネシスの優美なファンタジックさとポーキュパイン・ツリーの内省感あるモダン・プログレ質感を融合させたようなありそうでない音楽性で聴かせる一枚です。
MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
【タイトル追加】"ダークな透明感"を帯びたPORCUPINE TREE系プログレ作品を探求!
"ダークな透明感"を継承したPORCUPINE TREEタイプのプログレを探求してまいります♪
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